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Separation of antimony-125 in fission products

核分裂生成物中の$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{5}$$Sbの分離

吾勝 永子; 富沢 利*; 荒殿 保幸

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核分裂によって生じるアンチモンは、核分裂収率が低く短寿命の核種が多い。そのうち$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{5}$$Sbのみは半減期が長く(2.7年)一年以上経過した核分裂生成物中ガンマ線を放出する核種では放射能の割合が多い方の成分となる。このため環境における$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{5}$$Sbの定量など、核分裂生成物中$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{5}$$Sbの分離が多数報告されている。しかし硝酸系で分離した例は報告がない。著者らはシリカゲル-硝酸系におけるアンチモンの選択的かつ定量的な吸着を見出し、これをJPDR-1使用済燃料中$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{5}$$Sbの分離に適用した。分離した$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{5}$$Sbは精製後担体と共に〔$$^{6}$$$$^{0}$$Co(en)$$_{2}$$Cl$$_{2}$$〕SbCl$$_{6}$$沈殿とし、ガンマ線スペクトル測定を行い定量した。1972年6月1日において(1.7$$pm$$0.19)$$times$$10$$^{-}$$$$^{1}$$mCi/gUであった。他方計算値は1.4$$_{2}$$$$times$$10$$^{-}$$$$^{1}$$mCi/gUであった。この差は$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{5}$$Uの核分裂における$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{5}$$Sbの核分裂収率の値として熱中性子による値を計算に用いたためで、エピサーマル領域の中性子が寄与しているためと考えられる。

no abstracts in English

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