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高速炉燃料被覆管のクリープ試験; 外国製もんじゅ管の評価試験

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三浦 信; 大森 拓郎; 神谷 和明; 小幡 真一; 椎名 定; 沢山 幸夫; 広瀬 郁朗

Miura, Makoto; Omori, Takuro; not registered; Obata, Shinichi; Shiina, Sadamu; Sawayama, Yukio; Hirose, Ikuro

高速原型炉用炉心燃料被覆管の48年度試作品仕様に基づいて米国のCar-Tech、英国のFine Tubes、および仏国のVallourecの海外3社で製造されたSUS316被覆管、20%冷間加工材について600$$^{circ}$$Cから750$$^{circ}$$Cの内圧クリープ破断試験と700$$^{circ}C$$の単軸クリープ破断試験と700$$^{circ}$$Cの単軸クリープ破断試験を行ない、そのクリープ特性を検討した。また短時間の高温強度試験として常温850$$^{circ}$$Cまでの引張試験と内圧バースト試験も行なった。その結果から同一仕様で製造された3種類の被覆管のクリープ特性には違いのあることが明らかになった。高温引張試験と高温内圧バースト試験では最も高い強度を示したCar-Tech製の管が内圧クリープ破断と単軸クリープ破断強度では他の2種類の管の強度を下回った。このことは短時間試験の強度が必ずしもクリープ強度に対応しないことを意味する。またFineTubesとVallourec製管の内圧クリープ破断強度は600$$^{circ}$$Cと750$$^{circ}$$Cの長時間側でVallourec製管が高く、600$$^{circ}$$Cと700$$^{circ}$$Cと700$$^{circ}$$Cではほぼ同程度の値を示した。一方3種類の被覆管の内圧クリープ破断強度を同じ仕様で製造され第5次クリープ試験に供された国産のK材の強度と650$$^{circ}$$C, 700$$^{circ}$$C, 750$$^{circ}$$Cの各温度で比較するとFine TubesとVallourec製管はSI材と同程度か、わずかにそれを上回るが、Car-Tech製管はK材とSI材のほぼ中間の強度にある。また燃料被覆管は燃焼度の上昇に伴なって増加するFPガスなどによる内圧を受けるので、その様な応力状態を模擬して行なった漸増荷重単軸クリープ破断試験の強度は定荷重の強度よりも応力で30%前後高く、かつ長時間側での強度の低下も若干小さい。

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