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ウラン系廃棄物処分の成立性の検討(概要)

The Study on the conceptual design of uranium waste repository (Phase3)

齋藤 茂幸*; 生瀬 博之*

Saito, Shigeyuki*; Ikuse, Hiroyuki*

(1)ウラン系廃棄物処分における成立条件の検討 ウラン系廃棄物の余裕深度処分の成立条件の明確化を目標として、関連するパラメータの変動範囲及び評価計算を実施して影響特性を検討した。濃縮度4.5%、ウラン濃度1000Bq/gの場合、0.01mSv/yを大きく上回るパラメータセットが存在するが、河川水量の値が1E9m3/yを確保できる場合にはその他のパラメータの変動によらず0.01mSv/yを下回る。しかし、あるパラメータの変動値のみで0.01mSv/yを下回るケースは見出せなかったが、生物圏パラメータ(ダスト吸入量及び河川水量)が平均的な値を取るケースでは0.01mSv/yを下回り、ダスト吸入量が平均的な値でかつ核種の収着性を見込めるケースでは0.01mSv/yを下回る可能性があることが分かった。(2)天然放射性物質濃度、フラックスに関する検討 既存研究の文献調査を行い、我が国の地質環境物質(岩石・土壌・地下水など)の濃度データを整理し、我が国における濃度データの収集状況を整理記述した。我が国の地質環境、地質学的プロセスの研究のもとに、天然安全指標(フラックス評価、濃度評価を含む)の方法論の構築を実施した。天然安全指標の方法論は6つのパート(1.評価領域の地質環境モデルの作成、2.濃度データの収集、3.地質学的プロセスの調査と選定、4.物質循環モデルの作成、5.地層処分システム、安全・性能評価の概要調査、6.天然安全指標の目的の設定と天然安全指標の提示)に区分し整理した。また天然安全指標に関する規制、法律の国際的調査、および最新の研究知見を紹介した。

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