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推移確率行列と情報論的エントロピーを用いた岩盤割れ目系の解析 -東濃地区大深度試錐調査データを用いた検討-

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三枝 博光; 渡辺 邦夫

Saegusa, Hiromitsu; Watanabe, Kunio

本研究は、割れ目系モデルの構築を目的として、東濃地区において実施された試錐調査結果を用いて、推移確率(マルコフマトリックス)および情報論的エントロピーによる解析を実施し、割れ目分布の規則性を明らかにしたものである。さらに得られた推移確率行列を用いて乱数発生のシミュレーションを行い、割れ目頻度の推移確率について調べた。その結果、本地区では、割れ目の少ないところが300m$$sim$$700m程度連続することも予想された。また、割れ目数の多い区間は、割れ目の交差部やスウェーデンのエスポ地下研究所の割れ目調査で提案されているステップ・スプレイ構造などの割れ目の集中帯が形成されるモデルで表現されることを示した。

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