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ガラス固化体の溶解及びそれに伴う緩衝材中の核種移行に関する感度解析,1

Sensitivity analysis for waste glass dissolution and following nuclides migration through buffer material

牧野 仁史 ; 吉田 隆史

Makino, Hitoshi; Yoshita, Takashi

ガラス固化体からの核種の溶出挙動を把握することは、緩衝材中での核種移行のソースタームを決めるための重要な課題である。本研究では、ガラス固化体の溶解速度に影響を与えるモデルパラメータについて、その変動の溶解速度への影響を感度解析的に調べるとともに、溶解速度の変化を考慮した核種移行解析を行い、溶解速度変化の緩衝材中の核種移行挙動への影響を調べた。溶解速度に関する感度解析では、ガラス固化体から溶解したSiが緩衝材中を拡散移行することを前提として、溶解速度に対するモデルパラメータの変動の影響を調べた。また、Cs-135とSe-79についての核種移行解析を溶解速度の変化を考慮して行った。解析の結果、溶解速度は、ガラス固化体の表面積や初期溶解速度、緩衝材中でのSiの拡散係数や分配係数及びガラス固化体中に存在するSi固相の溶解度の影響を受けることがわかり、それらの変動による溶解速度の大きさや時間変化を把握することができた。また、Cs-135やSe-79の緩衝材外側からの放出率は、溶解速度が低い場合は溶解速度の増減に比例して変化するが、溶解速度が高い場合には溶解速度の変化の影響を受けなくなることが示された。

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