検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Review of JT-60U experimental results in 2003 and 2004

JT-60U実験結果のレビュー,2003年$$sim$$2004年

JT-60チーム

JT-60 Team

2003年及び2004年のJT-60U実験結果をレビューする。定常先進トカマク研究では、電流分布緩和やプラズマ壁相互作用の変化等に対する特徴的な時間スケールより長時間に渡る高プラズマパラメータの維持に関して進展を得た。運転,加熱及び計測システムの制御系の改造により、高$$beta_{p}$$Hモードプラズマにおいて高い規格化ベータ値($$beta_{N}$$)2.3を22.3秒間維持することに成功した。この維持時間は、電流分布緩和時間($$tau_{R}$$)の13.1倍に相当する。これらのプラズマでは、長時間スケールでのリサイクリング増加による閉じ込め劣化が高$$beta_{N}$$の維持時間を制限する一つの要因となっている。リサイクリングの変化に関しては、長時間ELMy Hモードプラズマにおいて、長時間放電を数ショット繰り返した後に放電後半で第一壁での粒子吸蔵量が飽和していることを明らかにした。先進トカマク開発に関しては、高閉じ込め状態$$HH_{98y2}sim$$1.0を維持しつつ、自発電流割合($$f_{BS}$$)45%にて完全非誘導電流駆動に近い状態で、準定常高$$beta_{p}$$ ELMy Hモードプラズマを5.8秒間($$sim$$2.8$$tau_{R}$$に相当)維持した。負磁気シアプラズマでは、より高い自発電流割合($$f_{BS}sim$$75%)を、$$HH_{98y2}sim$$1.7において完全非誘導電流駆動に近い状態で7.4秒間($$sim$$2.7$$tau_{R}$$に相当)維持した。物理研究に関しても、新古典テアリングモードの抑制,小振幅ELM,プラズマ壁相互作用等で多くの成果を得た。加熱装置に関しては、トーラスへの総入射エネルギー350MJを達成した。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.