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JT-60U電子サイクロトロン加熱装置におけるパワー評価手法の開発,2

Development of power measurement for electron cyclotron heating system in JT-60U, 2

森山 伸一; 横倉 賢治; 長谷川 浩一; 鈴木 貞明; 平内 慎一; 石井 和宏; 佐藤 文明; 谷 孝志; 五十嵐 浩一; 下野 貢; 関 正美; 藤井 常幸

Moriyama, Shinichi; Yokokura, Kenji; Hasegawa, Koichi; Suzuki, Sadaaki; Hiranai, Shinichi; Ishii, Kazuhiro; Sato, Fumiaki; Tani, Takashi; Igarashi, Koichi; Shimono, Mitsugu; Seki, Masami; Fujii, Tsuneyuki

電子サイクロトロン加熱(ECH)装置で用いるミリ波帯の方向性結合器は導波管内の不要モードや偏波に 敏感に反応して結合度等が変化するために適用範囲の広いパワー計測法とは言えない。この問題を解決するため、JT-60本体とECH装置導波管の真空を隔て、ミリ波を透過する窓として使用しているCVDダイアモンドディスクが、誘電正接によって発熱することを利用してパワーを測定する新しい手法の開発を行っている。ミリ波はHE11モードで伝送されるため、パワー密度が大きいディスク中心部にピークした発熱分布となる。しかしダイアモンドの熱伝導率が非常に高い(2kW/mK)ことを利用して、温度測定の可能なディスク端の温度変化から準実時間でパワーを見積もることを目指している。ディスクの発熱分布と熱伝導に関するモデル計算を行って、ディスク端温度の時間変化率を予想し、この変化率から求めたパワー波形より、測定の応答時間を0.2秒程度にできること明らかにした。これにより、時間応答性の高い極細熱電対を用いることにより、JT-60への実入射パワーを準実時間で測定できる見通しが得られた。

no abstracts in English

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