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Analyses of heat load in ITER NBI duct and neutron streaming through pressure relief line

ITER NBIダクト中の熱負荷と圧力緩和系の中性子ストリーミングの解析

佐藤 聡; 山内 通則; 西谷 健夫; 伊尾木 公裕; 飯田 浩正; 片岡 良之

Sato, Satoshi; Yamauchi, Michinori; Nishitani, Takeo; Ioki, Kimihiro; Iida, Hiromasa; Kataoka, Yoshiyuki

国際熱核融合実験炉ITERでは、NBIダクトの構造及び熱水力設計のために、プラズマ近傍に設置されるNBIダクト内壁の熱負荷分布が重要である。その熱負荷は、NBIダクト壁中の核発熱とプラズマからの制動輻射やライン輻射によるNBIダクト内壁表面の表面熱流束からなり、MCNP-4CコードとFENDL-2ライブラリーを使用して3次元モンテカルロ輸送計算によりその分布を評価した。その結果、中性子及び$$gamma$$線による核発熱率は、プラズマに面する壁,プラズマに面しない壁ともに最大で5$$sim$$7MW/m$$^3$$、プラズマからの制動輻射及びライン輻射による表面熱流束は、プラズマに面する壁で0.17$$sim$$0.18MW/m$$^2$$、プラズマに面しない壁で0.02$$sim$$0.03MW/m$$^2$$となった。一方、真空容器内圧力抑制系の真空境界として取り付けられている圧力逃し用破裂盤は、圧力抑制系の中性子ストリーミングにより放射化し、ITER停止時の保守作業を困難にする恐れがある。簡易ストリーミング計算と放射化計算によりその放射化レベルを評価した結果、圧力抑制系の構造を1辺1.2m以上の矩形断面とし、圧力抑制系の第1脚が3m以上、配管の屈曲数が1回以上あれば、保守作業時に破裂盤周辺の空間線量率を制限値である10$$mu$$Sv/hより低くできることがわかった。

no abstracts in English

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