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The Balance of anthropogenic radionuclides in the Japan Sea

日本海における人工放射性核種の収支

常山 鉄平; 伊藤 集通 ; 乙坂 重嘉  

Tsuneyama, Teppei; Ito, Toshimichi; Otosaka, Shigeyoshi

本研究の目的は、日本海における人工放射性核種($$^{90}mbox{Sr}$$,$$^{137}mbox{Cs}$$,$$^{239+240}mbox{Pu}$$)の収支を見積もることである。このために、これまでに蓄積された対象核種の濃度データを解析した。日本海の海水における対象核種の収支は、総量と流入量,流出量についての時間変化を評価することで見積もられる。対馬海峡を通る供給量と降下量の和が流入量となり、津軽・宗谷の両海峡を通る排出量と海底土への沈降量の和が流出量となる。総量はインベントリーを日本海の表面積で積分することにより見積もられる。それゆえ、総量の時間変化を見積もるために、インベントリーの時間変化がわかっている必要がある。現在までの、解析の結果、インベントリーと表層の核種濃度の相関に時間変化があることがわかった。これらの結果から、ゆっくりとした深層への沈降と急速な深層への沈降の二つがあることがわかった。講演時には、日本海海水における収支の見積もりまでを発表する予定である。そして、その次のステップとして、本結果に海底堆積物に対する解析結果を加味する予定である。

no abstracts in English

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