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Eu$$_{0.595}$$Y$$_{0.405}$$MnO$$_{3}$$の電気分極と磁気構造

Ferroelectric polarization and magnetic structure in Eu$$_{0.595}$$Y$$_{0.405}$$MnO$$_{3}$$

梶本 亮一  ; 横尾 哲也*; 古府 麻衣子*   ; 野田 耕平*; 桑原 英樹*

Kajimoto, Ryoichi; Yokoo, Tetsuya*; Kofu, Maiko*; Noda, Kohei*; Kuwahara, Hideki*

$$R$$MnO$$_{3}$$は長周期磁気秩序相で強誘電性を示すことで最近注目されているが、その多くでは自発電気分極$$P$$は長周期磁気秩序がらせん秩序となる時に出現している。Eu$$_{0.595}$$Y$$_{0.405}$$MnO$$_{3}$$$$T_N=47$$K以下で反強磁性転移を示す。$$T^c_C=25$$K以下で$$c$$軸に平行な自発電気分極が生じるが、その向きは$$T^a_C=23$$K以下で$$a$$軸方向へと変化する。この電気分極の変化と磁気構造の関係を実験的に調べるためにEu$$_{0.595}$$Y$$_{0.405}$$MnO$$_{3}$$の単結晶試料に対して中性子回折実験を行った。磁気反射は$$mathbf{Q}=(h, k pm q, l)$$, $$q sim 0.3$$の位置に観測された。散乱ベクトル$$mathbf{Q}$$$$c$$軸にほぼ平行な$$(0, q, 1)$$$$b$$軸にほぼ平行な$$(0, 2-q, 1)$$の2つの磁気反射強度の温度変化の比較から磁気構造の変化を考察した。両者ともに$$T^c_C$$, $$T^a_C$$で変化が見られ、$$P$$の向きの変化に対応してスピンの向きが変化していることがわかった。らせん秩序及びサイン波秩序を仮定したモデルを元に2つの磁気反射強度を解析し、$$P$$の向きとの関係について考察した。

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