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排水中内分泌撹乱化学物質の放射線処理に関する研究

Study on the treatment of endocrine disrupting chemicals in wastewater by ionizing radiation

木村 敦; 田口 光正; 広田 耕一

Kimura, Atsushi; Taguchi, Mitsumasa; Hirota, Koichi

内分泌撹乱化学物質(EDCs)はホルモンレセプターと結合することにより不必要なホルモン作用の誘発や、ほかのホルモン作用の阻害を引き起こし、動物に悪影響を及ぼすといわれている。現在、一般的な下水処理場では活性汚泥処理法によって有害物質を除去しているが、難分解性であるEDCsの除去は困難である。一方で、高い酸化力を有するOHラジカルを生成する放射線照射法は、EDCsを効率的に分解することができる。本研究では、人畜由来の女性ホルモンである17$$beta$$-エストラジオール(E2)及び、工業目的として人工的に作られ、内分泌攪乱化学物質の一つとして挙げられる${it p}$-ノニルフェノール(NP)を放射線分解し、ELISA及びYeast two-hybrid assayを用いて毒性を評価した。また、エストロジェン活性を持たない排水中にE2及びNPsを溶解した模擬排水試料をそれぞれ放射線分解し、排水中の夾雑物の影響を調べた。最後に実際に毒性を有する実排水を放射線分解し、無毒化に必要な線量を求め、コスト評価を行った。

no abstracts in English

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