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電子スピン共鳴(ESR)を用いた新しい照射食品検知方法

New method detecting for irradiated foods using ESR spectroscopy

菊地 正博; 森下 憲雄; 小林 泰彦; Hussain, M. S.*; 鵜飼 光子*; 小川 英之*; 下山 雄平*

Kikuchi, Masahiro; Morishita, Norio; Kobayashi, Yasuhiko; Hussain, M. S.*; Ukai, Mitsuko*; Ogawa, Hideyuki*; Shimoyama, Yuhei*

熱帯果実であるマンゴーは輸入時に植物検疫が実施され、海外では非加熱処理である放射線照射も利用されるようになった。国際的に認められたESR法は簡便な照射食品検知法であるが、おもに乾燥食品に適用されている。これを熱帯果実や生鮮野菜の検知に適用することを目的とし、生マンゴーを対象として、照射した時のスペクトル変化を詳細に検討した。その結果として、メインピーク高は照射後の保存中に変化しやすいが、照射後1週間以上経過しても安定に検出されるサイドピークを新たに見いだし、そのシグナルは直線的な線量依存性を示すことを明らかにした。このことから、ESR法が水分含量の高い青果物をはじめとして、より広範な食品に適用できる可能性が示唆された。

no abstracts in English

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