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Rewetting front propagation under anticipated operational occurrences for boiling water reactors; Development of two-dimensional analytical model

BWR異常過渡時のリウェットフロントの伝播; 2次元解析モデルの開発

柴本 泰照 ; 丸山 結 ; 与能本 泰介 

Shibamoto, Yasuteru; Maruyama, Yu; Yonomoto, Taisuke

日本原子力学会によって2003年に策定されたpost-BT標準は、運転時の異常過渡において制限範囲内での一時的な燃料棒のドライアウトを許容するものであり、同標準で提案されている沸騰遷移後の熱伝達挙動を予評価する手法に関心が寄せられている。特に、ドライアウトの終結を意味するリウェットに関しては信頼性の高いモデルが存在せず、相関式とデータとの比較も不十分とされている。このような背景のもと、本論文では、リウェット速度に対して異常過渡時の高圧・高流量条件でも適用可能な相関式を提案する。流量の小さい再冠水過程を対象とした既存モデルを参考として、液膜先端付近における先行冷却と燃料内部からの発熱を同時に考慮し、伝熱面内の2次元熱伝導解析に基づいて相関式を作成した。実験値との比較の結果、液膜先端から下流の熱伝達係数を距離の指数関数として適切に与えることで予測精度が大きく向上し、この境界条件のもとでは、軸方向の熱伝導がリウェット進展速度にほとんど寄与しないことが示された。

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パーセンタイル:53.27

分野:Nuclear Science & Technology

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