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福島長期環境動態研究,6; 二次元河川コードを用いた河川内放射性物質の堆積分布予測

Long-term assessment of transport of radioactive contaminant in the environment of Fukushima (F-TRACE Project), 6; Prediction of distributions of deposited radioactive cesium by 2-dimensional river simulation code

山田 進  ; 板倉 充洋  ; 奥村 雅彦   ; 町田 昌彦  

Yamada, Susumu; Itakura, Mitsuhiro; Okumura, Masahiko; Machida, Masahiko

本発表は福島長期環境動態研究(F-TRACE)の一環として実施した2次元河川シミュレーションコードを用いた福島県の浜通り5河川の河口周辺での放射性セシウムの流動及び堆積分布予測に関する研究についての報告である。特筆すべき成果は、2次元河川シミュレーションコードNays2Dを利用して、上記5河川の河口域のシミュレーションを実施し、土砂の堆積を予測したことである。通常、放射性セシウムは土砂(粘土)に吸着し、土砂とともに移動するため、土砂の堆積を予測することで放射性セシウムの堆積分布が予想できると考えられが、河川幅が広い河口域においては、土砂(特に粘土画分の粒子)の堆積分布が非一様となることが予想されている。そのため、放射性セシウムの堆積予測には2次元シミュレーションが重要な役割を果たす。そこで、2次元シミュレーションの研究開発方針を明らかにすると同時に、これまでに得られた初期的計算結果を報告し、調査結果との比較を行い、今後の研究開発の方向性を議論する。

no abstracts in English

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