検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

核偏極技術の進展とその応用

Development and application of nuclear polarization technique

熊田 高之   

Kumada, Takayuki

核偏極技術はつい最近まで核物理実験の専売特許であった。ところが、21世紀に入った頃から半導体を用いた高周波マイクロ波発生技術の進歩や、光励起三重項電子を用いた室温偏極技術の進捗などにより核偏極技術の敷居が下がり、中性子散乱法による構造解析や量子コンピューティングにも利用可能なツールとしても注目されるようになった。また、ニトロキシラジカルを用いた核偏極技術が確立されるようになると、その汎用性は一気に高まった。極めつけは、2003年にAerdenkjaer-Lasenらにより、核偏極した試料を極低温から一気に昇温することで偏極室温溶液が得られる技術が発表されて以来、核偏極は溶液NMRやMRIといった化学・生物・医療分野からも大きな注目を集めることになった。本シンポジウムでは、核偏極を用いた国内における幅広い分野の研究者を招き、その最先端の技術とそれを用いた研究を紹介していただく。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.