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Consistent description of shell gaps and deformed states around $$^{16}$$O and $$^{40}$$Ca

$$^{16}$$Oと$$^{40}$$Ca周辺における殻ギャップと変形状態の調和した記述

宇都野 穣   

Utsuno, Yutaka

$$^{16}$$Oや$$^{40}$$Caでは二重閉殻構造を持つにも関わらず、そこから予測されるよりも著しく低い励起状態が現れることが知られている。一般には、二重閉殻核ではクープマンズの定理から、核子分離エネルギーを用いて殻ギャップエネルギーを見積もることが可能であるが、その値を用いた核構造計算を行うと実験の励起エネルギーを全く再現できないという問題があった。ここで話す我々の研究によって、実はこれら二重閉殻の殻ギャップエネルギーは、相関エネルギーの効果のため、クープマンズの定理で得られる値よりも著しく小さくなっていることがわかった。その正しい殻ギャップエネルギーを用いた殻模型計算を$$^{16}$$O周辺および$$^{40}$$Ca周辺核に対して行った。その結果、実験で知られている4粒子4空孔励起を伴う変形状態の励起エネルギーを非常によく説明できることがわかった。

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