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Large-scale shell-model calculations of spectroscopic-strength distribution in Ca isotopes

カルシウム同位体における分光学的因子分布の大規模殻模型計算

宇都野 穣   

Utsuno, Yutaka

不安定核構造の研究の大きな進展の一つに、新しい魔法数の発見がある。近年、カルシウム54では新中性子魔法数34を持つと議論されてきたが、つい最近、陽子ノックアウト実験によって測定された分光学的因子から、その原子核では閉殻構造がかなりよく成り立つことがわかった。本講演では、その実験データが魔法数の物理の進展にどういう意味があったかを、殻ギャップと対相関の行列要素を中心に議論する。また、大規模殻模型計算の結果と分光学的因子の実験結果の比較から、古典的二重魔法数核であるカルシウム40では、殻ギャップが大きいにも関わらず閉殻構造がそれほど良くないことがわかり、その謎の解明は今後の重要な課題の一つであることを指摘する。

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