検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

背面反射型Siアナライザー分光器DNAの現状と将来計画

Current status and future plan of the back-scattering Si analyzer spectrometer DNA

川北 至信  ; 松浦 直人*; 富永 大輝*; 山田 武*; 玉造 博夢   ; 中川 洋   

Kawakita, Yukinobu; Matsuura, Masato*; Tominaga, Taiki*; Yamada, Takeshi*; Tamatsukuri, Hiromu; Nakagawa, Hiroshi

J-PARC物質・生命科学実験施設の共用ビームラインBL02に設置された背面反射型Siアナライザー分光器DNA(ダイナミクス解析装置)は、生体高分子,ソフトマター,電池材料,触媒材料などの機能性材料中の原子運動や、磁性体中のスピン運動を10ピコ秒から1ナノ秒の時間窓で捉えることができる中性子準弾性散乱・非弾性散乱分光器である。Si111アナライザーで$$0.08sim1.98$$ $AA$^{-1}$$のQ領域、Si311アナライザーで$$1.79sim3.39$$ $AA$^{-1}$$のQ領域をカバーする。今夏、Si311アナライザーの3.70 $AA$^{-1}$$までの拡張と、老朽化してきたSi111アナライザーの一部入替を行うとともに、Si311利用時に目立っていた試料環境機器のOVCからの不要な散乱を削るための揺動ラジアルコリメーターの設置を進めている。また新たな試料環境として3.5テスラの縦磁場環境、1000$$^circ$$Cを超える高温試料環境の整備を進めているところである。標準的な試料環境のオートメーション化,リモート化も格段に進んできているため、DNAの現状と近未来に利用可能な試料環境を紹介し、ユーザーとの議論を通じてサイエンス可能性について議論する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.