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$$alpha$$-clustering in atomic nuclei from first principles with statistical learning and the Hoyle state character

統計的学習を取り入れた第一原理による原子核のアルファクラスターおよびホイル状態の性質

大塚 孝治; 阿部 喬*; 吉田 亨*; 角田 佑介*; 清水 則孝*; 板垣 直之*; 宇都野 穣   ; Vary, J. P.*; Maris, P.*; 上野 秀樹*

Otsuka, Takaharu; Abe, Takashi*; Yoshida, Toru*; Tsunoda, Yusuke*; Shimizu, Noritaka*; Itagaki, Naoyuki*; Utsuno, Yutaka; Vary, J. P.*; Maris, P.*; Ueno, Hideki*

多くの原子核では核子の独立粒子模型がよい近似であり、それが原子核構造の出発点となっているが、一部の軽い原子核では陽子2個と中性子2個からなるアルファ粒子が局在しているアルファクラスターを構成要素としてもよいと考えられている。しかしながら、アルファクラスターそのものを観測することは困難であり、それがどの程度よい近似なのかは軽い核を理解する上で重要である。本研究では、核力から出発した第一原理モンテカルロ殻模型計算により、ベリリウム同位体および炭素12の多体波動関数を得た。物体固定系での密度分布の計算結果から、ベリリウム同位体では2個のアルファクラスターが局在していることを示した。また、炭素12では基底状態は比較的液滴模型に近く、ホイル状態として知られる第一励起$$0^+$$状態はアルファクラスターと液滴状態が混合したクロスオーバーとしてとらえられることがわかった。これらの解析に、デンドログラムという統計的学習手法が有効であることもわかった。

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分野:Multidisciplinary Sciences

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