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JAEA-AMS-TONOの現状(2021年度)

Present status of the JAEA-AMS-TONO (2021)

松原 章浩*; 藤田 奈津子   ; 三宅 正恭; 石井 正博*; 渡邊 隆広   ; 國分 陽子   ; 西尾 智博*; 小川 由美; 神野 智史   ; 木村 健二; 島田 顕臣; 石丸 恒存 

Matsubara, Akihiro*; Fujita, Natsuko; Miyake, Masayasu; Ishii, Masahiro*; Watanabe, Takahiro; Kokubu, Yoko; Nishio, Tomohiro*; Ogawa, Yumi; Jinno, Satoshi; Kimura, Kenji; Shimada, Akiomi; Ishimaru, Tsuneari

JAEA-AMS-TONO-5MVでは、2021年度末までに測定個数28912個、測定時間20478時間となった。同装置では2021年7月に複数の機器でバリスタが破損し、その原因究明、対策、復旧のため、運用はそれ以降停止している。バリスタ破損の事象は表1に示すように二度あり、一度目は2個、二度目は3個のバリスタが同時に破損した。一度目の破損の原因については、経年劣化によりバリスタ電圧が低下したバリスタにおいて地絡が発生し、これが起因となり他の劣化したバリスタが破損したと推測される。二度目の原因は、一度目でダメージを被ったバリスタ(表1の*印の機器に搭載)が通電の際に地絡し、他の劣化したバリスタの破損に繋がったと推測される。安全対策の一つとして、破損したバリスタと同型式のバリスタの他の機器での有無を調査し、該当するものは新しいバリスタに取り換える処置を行った。復旧は順次進めており、依頼測定の再開は2022年度の中頃を予定している。

We report the present status of the JAEA-AMS-TONO. Particularly, the destructions of varistors used in the beamline equipment will be presented. The cause of the destruction as well as implementation of the safety measures are mentioned.

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