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PNC TJ299 76-06, 153 Pages, 1976/08
動力炉・核燃料開発事業団(PNC)のSWAT-2による小リークナトリウム-水反応試験に供された21/4Cr-1Moターゲット、18Cr-8Niノズルの金属学的検査と配管用18Cr-8Ni管の使用前調査を行ない次の結果を得た。1) 直撃ターゲット管の損耗表面および断面の観察結果、損耗面には大小の凹凸が認められた。2) 損傷面にNaとCの付着が認められた。3) 半数以上のターゲットの損傷面直近で組織変化が認められ上部ベーナイト組織になっていた。4) 組織変化の程度はWastage Ratioと関連が有り、Wastage Ratioが大きいと深くなる。特にWastage Ratioが5以上の時に大きい。5) またWastageはL/Dと関係が有り、L/Dが大きいと浅く、L/Dが小さいと深い。また同じL/Dでも注水時間が長いと深い。6) 18Cr-8Niノズルの損耗面は全面腐食と粒界腐食が認められた。組織変化は21/4Cr-1Mo鋼ほど顕著では無いが、損耗面直近で粗粒化が認められるものがあった。7) ノズルは注水時間が35.3sec以上で損耗が大きく、粒界腐食が認められた。8) 配管材料は内表面に酸洗によって生じた粒界腐食が認められた。9) 偏析調査の結果配管材には偏析は認められなかった。