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林 悌二; 宮坂 靖彦; 岩本 多實
JAERI-M 6908, 16 Pages, 1977/01
JRR-2・円筒燃料孔でニ体の温度無制御方式キャプセルにより被覆燃料粒子を照射し、簡単な熱計算を行った。原子炉出力をステップ状に上げ、キャプセルの5ケ所に設置した熱電対で測温した。照射済被覆燃料粒子の燃焼度測定結果とTHERMOSコードによる熱中性子束分布より線出力を決定した。この結果に基づいて多重管ノードの温度を求め実測値と比較した。その結果、被覆燃料粒子が照射容器中に比較的分散して装荷された場合、計算上装荷位置を容器の中心に変更しても計算値と実測値の間に良い一致が見られた。一方、分散させずに装荷された場合、被覆燃料粒子を円柱と仮定すると計算値と実測値の間に比較的良い一致が見られた。また、被覆燃料粒子充填層の実効熱伝導度として、K(watt/cm・C)=310 t(C)+0.02を得た。
林 悌二; 岩本 多實
Journal of Nuclear Science and Technology, 13(3), p.132 - 138, 1976/03
被引用回数:1高温ガス炉には被覆燃料粒子が使用される。この燃料の被覆層には製造過程で燃料である重金属が混入し、その汚染源からの核分裂生成物の放出が炉の運転および保守に大きな影響を与える。国産品の被覆燃料粒子の汚染ウラン量の程度は明らかでなく、従ってこの量を測定し品質管理分析へ適用する方法を検討した。本測定法としてマイカ法、乾式酸化脱被覆に続く固体蛍光々度法、アルファ線計測および質量分析法が考えられ、各方法で被覆層中の汚染ウランを測定した。マイカ法では被覆パイロカーボン層中での核分裂反跳距離を知る必要があり、同位体希釈による質量分析とマイカ上の核分裂飛跡密度から14mと決定した。いずれの破壊法も燃料核からの汚染は比較的容易に除去でき好結果が得られたが、蛍光々度法では試料調整上に難点が認められた。これらの実験結果より、マイカ法とアルフア線計測の併用が本目的に対して最も良い手段であると結論ずけた。
岩本 多實; 菊地 章; 林 悌二; 福田 幸朔; 鹿志村 悟; 飛田 勉
JAERI-M 5876, 34 Pages, 1974/10
JRR-2に設置されたEFTL-2とHWL-1の両水ループ照射装置により、天然ウランUC核をもつ被覆燃料粒子を1400C以下の温度で約100MWD/T以下の燃焼度で照射した結果をまとめた。この試験は原研では初めての経験であり、その結果は、その後の照射研究に大いに役立っているほか、1400Cでの照射結果から、被覆層とくにSiC層の耐熱性を充分改良する必要のあることと、四重被覆のTRISO-II型粒子よりも、被覆層の劣化が少ないことが判明した。
鹿志村 悟; 林 悌二; 岩本 多實
JAERI-M 4749, 16 Pages, 1972/03
多目的高温ガス冷却炉用燃料として使用される被覆燃料粒子の非破壊検査法の一つとして、X線解析装置の低エネルギーX線源を利用し、フィルムと被覆粒子とを密着させることによりX線ラジオグラフィを行なう方法を調べた。その結果、X線エネルギー、露出時間、フィルムの種類、X線源とフィルム間の距離などを適当に選べば、鮮明かつ分解能の高いラジオグラフが得られることが判明した。また、この方法により燃料核や被覆層の寸法測定、形状や燃料核移動の観察などが非破壊的に実施でき、さらに、照射済粒子に対してでも検査できることが判明した。さらに、粒子と粒子分散ペレットに対し中性子ラジオグラフィによる検査の実験的検討を行なったが、この方法は適当でないことが判明した。
原 悌二郎*; 大内 新一*; 増田 純男; 倉林 美積*
PNC TN851 70-02, 79 Pages, 1970/07
海洋放射能の測定調査を,純科学的な海洋放射能の状態を知るためのサーベイイングと,人間の海産物安全利用に関連したモニタリングの二つの目的別に分けて,サンプリング,処理,分析,測定等の方法と実例などについて,これらの業務従事者の手引きとなることを総合的に説明してある。
本間 俊二; 伊藤 尚徳; 吉田 博夫; 大内 正博; 石本 清; 林 悌二
Proc.18th Conf.Remote Systems Technol., p.3 - 11, 1970/00
日本原子力研究所東海研究所のホットラボでは、原子炉燃料および構造材料の照射後試験を10年間に亘っておこなってきた。そのうち主なものは、JRR-2,JRR-3,JPDRならびに東海炉の実物燃料の監視試験、プルトニウム混合酸化物燃料を含む燃料ピンの開発試験などである。本報告書では現在の施設、内装材器、試験技術、安全管理ならびに組織について述べたものである。