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村田 幹生; 野口 宏; 松井 智明; 大畑 勉; 大越 実; 関 一成; 赤石 準; 天野 光; 上野 隆; 笠井 篤
JAERI-M 88-232, 83 Pages, 1988/11
1987年6月にカナダチョークリバ原子力研究所敷地において、トリチウムガス(HT)の野外放出実験が、日、加、米、仏、西独、スェーデンの協力のもとに行われた。本報告書は、実験の位置づけ、目的を述べるとともに、原研が行った実験の項目、方法および成果をまとめたものである。30分間にわたって放出された約100Ciのトリチウムガス(HT)を対象にして、空気中での拡散状態、土壌への沈着、土壌中でのHTHTOへの転換、土壌中HTOの移行、蒸発および空気中水分との交換、松葉への移行等について調べた。これらの実験から移行に関するパラメータ値を明らかにすることができた。
赤石 準; 服部 隆充; 河合 勝雄; 橘 晴夫; 南 賢太郎; 須賀 新一
Proc. 7th Int. Conf. IRPA, p.1444 - 1447, 1988/00
日本原子力研究所の放射線作業者を組織区分によっていくつかの職種に分類し、作業者数、内部被曝と外部被曝の集団線量などの年度推移を調べた。その結果、外部被曝集団線量の最も高かった職種は、原子炉の運転・保守に従事する作業者であった。
須賀 新一; 赤石 準
保健物理, 22, p.73 - 79, 1987/00
ここで紹介するICRP Publication 46では、放射性廃棄物処分に伴う長期的様相に起因する放射線防護上の特殊性に対処するために、線量制限体系の拡張を行なっている。通常的もしくは予測できる事象または事象列からの線量と、自然の過程あるいは人間活動の結果として生起確率は低いが影響の重大な事象からの潜在的被曝との両者について考察が行われている。後者の確率的事象に対しては被曝線量による重篤な健康障害効果の確率とともに、その線量を受ける確立を考慮して、リスクに対する制限基準が確立された。
赤石 準; 大畑 勉
保健物理, 22, p.209 - 216, 1987/00
チェルノブイル原子炉事故に伴う各国の汚染状況、被曝線量ならびに実施された緊急時対応について概要をまとめた。今回の事故は放出放射能、汚染範囲ともに従来経験したことのない大規模なもので北半球の各国が汚染され、これらのほとんどの国において程度の差はあるが、緊急時活動が行われた。ソ連、西欧諸国および日本の汚染状況と被曝線量、ならびに食品の摂取や流通の制限、日常活動の制約、安定ヨウ素剤の配布などの実施された緊急時活動の状況について述べるとともに、今回の事故から学びとるべき課題についても簡単に述べた。
野口 宏; 赤石 準; 山本 峯澄; 加藤 正平; 村田 幹生; 吉田 芳和
IAEA-TECDOC-440, p.83 - 91, 1987/00
原研のトリチウム取扱い施設(FNSおよびTPLなど)におけるトリチウムモニタリングおよび研究所周辺の環境中トリチウムモニタリングの現状を紹介するとともに、トリチウムの安全性に関連した研究として、トリチウム防護具用素材に対するトリチウム水蒸気透過率の測定、トリチウムガスのトリチウム水への転換、ならびにJRR-3のコンクリート中におけるトリチウム濃度分布の測定などについて報告する。
赤石 準
KURRI-TR-298, p.13 - 21, 1987/00
チェルノブイル事故にともなうヨーロッパ諸国の汚染、被曝状況の概要を紹介した。
吉田 芳和; 赤石 準
エネルギー・レビュー, 6(11), p.40 - 44, 1986/00
本年4月26日に発生したチェルノブイル原子力発電所4号機の事故による放出放射性物質と、主として公衆が受けた放射線の量(被ばく線量)とその影響を、公表された資料等を基に紹介する。
高田 和夫; 福田 洋; 服部 隆充; 赤石 準
Health Physics, 41(6), p.825 - 828, 1981/00
体内に取り込んだトリチウムの排泄は、水分摂取量に依存する。したがって体内汚染が起った場合、過剰に水分を摂取させることにより、内部被曝線量を低減させることができる。トリチウム汚染者(推定内部被曝線量約70ミリレム)について約50日間にわたり尿、唾液、呼気中のトリチウム濃度を測定した。また、この期間内に、1週間を単位として2回にわたり、1日当り1lの水分を過剰に摂取させ、その効果を調べた。この結果、トリチウムの体内残留半減期については、過剰水分摂取量から予想されるような減少はみられなかった。この理由は、過剰水分摂取のために、通常の水分摂取が抑制されるためと考えられた。
赤石 準
放射線と産業, (12), p.19 - 23, 1979/00
我々は日常自然放射能と、様々な種類の人工放射線を被曝している。これらの被曝のなかで、I.生活水準の向上による自然放射線被曝の増加、II.放射性物質を含んでおり、日常使用されている機器などからの被曝、すなわち I-1.火力発電による被曝、I-2.家庭用ガスしようによる被曝、I-3.リン酸肥料使用による被曝、I-4.建築材料からの被曝、II-1.発光塗料(夜光時計など)からの被曝、II-2.ガス・煙検知器からの被曝、II-3.電子・電気製品からの被曝、II-4.陶磁器、人工陶歯からの被曝 について、最近の国連科学委員会報告のデータを中心に述べ、またこれらの被曝が通常の自然放射線のレベルに比較してどの程度の割合になっているかを平易に解説した。
城谷 孝; 赤石 準; 藤田 稔
日本原子力学会誌, 18(9), p.572 - 581, 1976/09
吸入により肺に沈着したプルトニウムの測定技術は、プルトニウムの取扱い施設と取扱い量の増大ならびに最大許容肺負荷量低減の提案と相まって、大きな関心をもたれるようになった。肺に沈着したプルトニウムの測定法については、古くからSバイオアッセイ法が用いられてきたが、近年外部計測法が進歩し、日本においても二、三の原子力施設で実用化されている。本稿では、肺負荷量の直接測定法(外部計測法)および間接測定法(バイオアッセイ法)について技術開発の現状と問題点を解説し、また測定データの解釈の問題を線量評価、障害評価の観点からふれた。
福田 洋; 服部 隆充; 矢部 明; 赤石 準
保健物理, 11(1), p.21 - 26, 1976/01
Eakinsらにより報告された、ガラスセンイ濾紙を用いる尿の全放射能測定法は、ルーチン法として適していると考えられる。この方法の簡略化の検討と共に、U,Np,Pu,Amについて収率を測定し、従来採用されている全放射能測定法と比較した。方法の簡略化は、あまりできないことが判明した。ただ最終段階の放射能測定試料の作成においては簡略化できる見込みがある。収率では、U,Np,Amについては、Eakinsらの値とほぼ一致したが、Puについてはかなり低い値しか得られなかった。また試料によっては、上記4元素とも著るしく低い収率しか得られないことがあった。しかし、全体的に云って、従来の方法と比較すると多くの点で利点を有し、ルーチンの方法として採用できる可能性がある。収率の変動については更に検討が必要とされる。この変動の原因については第2報で考察する。
赤石 準; 服部 隆充; 福田 洋; 矢部 明
保健物理, 11(1), p.27 - 33, 1976/01
第1報で述べたように、標記全放射能測定法は、試料によってはアクチノイドの収率が低い場合がある。本報はこの収率の変動について検討した。U,Np,Amについて、水溶液,NHNO溶液およびCa・Mgリン酸塩を含む溶液中において、ガラスセンイ濾紙による捕集率を測定し、溶液の遠心分離の結果と比較した。Ca・Mgリン酸塩が存在する場(試料を処理して得た溶液)においては、捕集時のpH(5.0)においてすでに微量ではあるが沈殿(リン酸塩沈殿)が生成していることが認められ、この沈殿生成とアクチノイドの捕集率,遠沈率に密接な関係が認められた。アクチノイドが捕集されるのは、従来考えられていた表面吸着によるのではなく、まずアクチノイドがこの沈殿に共沈し、次いでこれが濾紙により濾別されるものと考えられる。この沈殿の生成量は、試料のCa,Mg含量とpH調節時の条件により異なり、これが共沈率および計測時の自己吸収に影響するため、この方法の収率の変動はまぬがれない。
赤石 準; 藤田 稔
保健物理, 8(4), p.229 - 236, 1973/04
本報告書はICRP専門委員会Iにおいて設定された二つの課題グループの報告である。最初の報告は、線量の空間的分布に関するもので、身体の部分被曝の場合につき、現行のICRP勧告の矛盾点を論じ、放射線防護の基本的事項を検討するとともに危険度の評価にもとづいて線量限度の改定を試みている。第二の報告は、いろいろな組織の放射線感受性に関するものであって、被曝によるいろいろな損傷の危険度を考察し、被曝者集団の観察データより人体を構成する個々の組織の悪性腫瘍誘発の感受性を述べた。そしてこれにもとづき、身体のいろいろな組織および全身に対する線量限度の誘導につき、一つの体系を作成し、さらに議論のための一例として線量限度を数値的に誘導した。放射線の影響は、いまだ十分に解明されてはいないけれども、現行の線量限度についての勧告は修正されるべきであることを主張している。
藤田 稔; 岩本 順子; 矢部 明; 赤石 準
保健物理, 6, p.171 - 175, 1971/00
放射性物質が人体内に取り込まれた場合,その危険性を評価する立場から,一般に,その個人の受ける内部被曝綿量の算定が必要となる。内部被曝線量の算定に当っては,身体負荷量(または決定器官の負荷量)の時間的経過が判明していなければならない。一放出体であるSrの体内沈着の場合には,普通,全身計測法を用いず,尿中に排泄されるSr量から身体負荷量を推定し,その経過を求める。ある時刻の体内負荷量は,その時の1日当りの尿中排泄量に,その時の「身体負荷量/1日当りの尿中排泄量」の値を乗ずることによって求まる。
赤石 準
KURRI-TR-66, p.83 - 92, 1970/00
体内汚染量の測定には、全身カウンターによる方法とバイオアツセイによる方法があるが、汚染した放射性核種の性質によってはバイオアツセイしか適用できない場合がある。バイオアツセイにおいては、すでに述べられたようないろいろな問題があるが、大別すると(1)バイオアツセイのデータと体内汚染量を関係づけることがら、たとえばどのような種類の試料をどのような間隔で採取したらよいか、得られた結果をどのように評価したらよいか、というような問題と、(2)試料中の汚染抜種を正確に定量するための分析化学的な問題に分けることができる。
近藤 道夫; 赤石 準; 曽家 亮*
核子科学, p.29 - 35, 1970/00
抄録なし
赤石 準
Journal of Nuclear Science and Technology, 6(1), p.12 - 19, 1969/01
被引用回数:2抄録なし
赤石 準
Journal of Nuclear Science and Technology, 6(1), p.12 - 19, 1969/00
抄録なし
赤石 準
保健物理, 3(4), p.369 - 385, 1968/00
4価のプルトニウムはU(IV)およびTh(IV)と同様に重合体を作る性質がある。この重合体はいろいろな面でイオンの形のものと異なる性質を有しており、その化学的,生物学的挙動はPu(IV)イオンに比較して非常に異なる。したがって、プルトニウムとくに4価のプルトニウムを取扱う場合には、この重合体の問題について大きい注意を払わなければならない。
赤石 準; 笠井 篤; 藤田 稔
Journal of Radiation Research, 7(1), p.8 - 17, 1967/00
抄録なし