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酒井 宏典; 徳永 陽; 神戸 振作; Baumbach, R. E.*; Ronning, F.*; Bauer, E. D.*; Thompson, J. D.*
Physical Review B, 86(9), p.094402_1 - 094402_8, 2012/09
被引用回数:11 パーセンタイル:43.91(Materials Science, Multidisciplinary)B核とGa核を用いて核磁気共鳴(NMR)研究を正方晶Ce化合物CeRuGaBにおいて行った。ナイトシフトは、帯磁率と同じく軸方向にイジング型の異方性を示した。超微細結合定数を決定し、核磁気緩和率から求めたスピン揺らぎの異方性も軸方向にイジング型であることを示した。また、本化合物における電子の局在性について議論した。
MacLaughlin, D. E.*; Rose, M. S.*; Anderson, J. E.*; Bernal, O. O.*; Heffner, R. H.; Nieuwenhuys, G. J.*; Baumbach, R. E.*; Butch, N. P.*; Maple, M. B.*
Physica B; Condensed Matter, 374-375, p.177 - 179, 2006/03
被引用回数:1 パーセンタイル:6.63(Physics, Condensed Matter)非フェルミ流体的振る舞いへの乱れの効果を調べるため重い電子系UCuPdのアニール及び非アニール試料についての縦磁場SR法を行った。その結果、スケーリング指数はアニールによらないことがわかった。アニールした試料では低温で緩和率の抑制が見られ、このことはアニールにより揺らぎが高い周波数に変化したことを示している。不均一に起因した緩和の増大にはアニールによる効果は見られていない。非フェルミ流体物質において過去の実験で見られていたような残留抵抗との相関が今回の実験でも見られた。
酒井 宏典; 徳永 陽; 神戸 振作; Baumbach, R. E.*; Ronning, F.*; Bauer, E. D.*; Thompson, J. D.*
no journal, ,
正方晶CeRuGaBは、最近新しく発見されたKの強磁性体である。本系のGa核核磁気共鳴(NMR)、及びB核NMRを行った。多結晶試料を用いたゼロ磁場NMR測定及び、単結晶を用いた外部磁場中のナイトシフト、NMR緩和率の測定を行った。本系の静的・動的磁気異方性について発表する。