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Hieu, N. V.*; 竹内 徹也*; 宍戸 寛明*; 戸野広 智絵*; 山田 勉*; 中島 弘*; 杉山 清寛*; 摂待 力生*; 松田 達磨; 芳賀 芳範; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 76(6), p.064702_1 - 064702_16, 2007/06
被引用回数:49 パーセンタイル:84.47(Physics, Multidisciplinary)A seriese of ternary compounds RRhIn (R: rare earth) has been grown in the single crystalline form by means of the flux method. Most of these compounds order antiferromagnetically at low temperatures, except R = Y, La, Pr and Yb. The magnetic properties are discussed on the basis of the crystalline-field parameters.
Hieu, N. V.*; 宍戸 寛明*; 竹内 徹也*; Thamizhavel, A.*; 中島 弘*; 杉山 清寛*; 摂待 力生*; 松田 達磨; 芳賀 芳範; 萩原 政幸*; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 75(7), p.074708_1 - 074708_6, 2006/07
被引用回数:19 パーセンタイル:67.21(Physics, Multidisciplinary)正方晶系NdRhIn, TbRhIn, DyRhIn及びHoRhInの単結晶育成に成功した。磁化率及び磁化測定を行った。NdRhInは反強磁性転移温度11.6Kで、この温度以下、かつ[001]方向において70kOeと93kOeの磁場でメタ磁性転移を示す。飽和磁気モーメントの大きさは、中性子実験から得られた値と良い一致を示している。TbRhIn, DyRhIn, HoRhInは、同じく反強磁性転移を示すが、これらの磁気特性はNdRhInによく似ている。これらの磁気構造を結晶構造と交換相互作用をもとにモデルを提案した。
Hieu, N. V.*; 宍戸 寛明*; Thamizhavel, A.*; 摂待 力生*; 荒木 新吾*; 野末 泰夫*; 松田 達磨; 芳賀 芳範; 竹内 徹也*; 播磨 尚朝*; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 74(12), p.3320 - 3328, 2005/12
被引用回数:13 パーセンタイル:59.26(Physics, Multidisciplinary)正方晶PrCoIn, PrRhIn及びPrIrInの単結晶育成を行った。この結晶を用いて電気抵抗率,比熱,磁化率,磁化,ドハース・ファンアルフェン効果測定を行った。これらPr化合物は非磁性化合物である。フェルミ面のトポロジーは4電子を持たないLaRhInと同じである。比熱やサイクロトロン有効質量もほぼ同じであることがわかった。磁化率や磁化の異方性から、結晶場のエネルギースキームを調べ、基底状態はシングレットであることがわかった。
松田 達磨; 芳賀 芳範; 池田 修悟; 山本 悦嗣; 宍戸 寛明*; Hieu, N. V.*; 摂待 力生*; 大貫 惇睦*
no journal, ,
トリウム(Th)は、その電子配置に5f電子を持たない元素である。化合物中において荷電子数は一般的に4価であると考えられる。そのため、4f電子が遍歴的なセリウム(Ce)化合物とフェルミ面のボリュームが同じことが期待される良い参照物質である。特にトウリム化合物のドハース・ファンアルフェン(dHvA)効果測定による研究は、Ce化合物のFermi面のトポロジーやサイクロトロン有効質量と比較することで、4f電子状態を研究する極めて有効な手段となる。実際われわれは、立方晶CeInと同じ結晶構造を持つThInの単結晶育成に成功し、この単結晶を用いたdHvA測定から、加圧下のCeInのdHvA測定との比較研究を行った。最近、ThRhInの単結晶育成にもIn-flux法により成功し、X線を用いた構造解析により、構造パラメータを決定した。さらにdHvAシグナルの観測にも成功し、詳細な極値断面積の角度依存性,サイクロトロン有効質量について調べた。この極値断面積の角度依存性から、CeCoInなどにおいて観測されているFermi面と同様のトポロジーを持つ円柱状のFermi面を持つことが明らかとなった。
Hieu, N. V.*; 浄念 信太郎; 目時 直人; 杉山 清寛*; 摂待 力生*; 松田 達磨; 芳賀 芳範; 竹内 徹也*; 萩原 政幸*; 大貫 惇睦*
no journal, ,
重い電子系超伝導CeIn及びPuGa(T=遷移金属)と同じ結晶構造を持つRRhIn(R=Nd, Tb, Dy, Ho)の中性子散乱による磁気構造そしてメタ磁性の研究結果を報告する。このRRhInは皆、q=(1/2 0 1/2)に対応する反強磁性体であることが明らかになった。またDyRhIn及びHoRhInではq=(1/2 1/2 0)に対応する反強磁性ピークが観察され、DyRhIn及びHoRhInがより複雑な磁気構造を示していることがわかった。これらの化合物は軌道の自由度を持つことが磁気エントロピーの測定からわかった。これはq=(1/2 1/2 0)を伴った構造が四極子秩序の可能性を持つことを意味している。