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野水 大輝; 佐々木 祐二; 金子 政志; 松宮 正彦*; 勝田 正一*
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 331(3), p.1483 - 1493, 2022/03
被引用回数:4 パーセンタイル:76.47(Chemistry, Analytical)我々は水溶性のジグリコールアミド(DGA)とジオキサオクタンジアミド(DOODA)による希土類元素の逐次錯形成を溶媒抽出系で調べた。抽出剤であるTODGAとDOODA(C8)はLnパターン(Ln分配比と原子番号の関係)の逆相関を示し、その組み合わせは相互分離に有効である。水系でDOODAは2分子、DGAは3分子希土類に配位することが分かった。1010段の多段抽出を実施し、La, Pr, Ndは水相に、一方Sm-Dyは有機相に分離することができた。
松谷 貴史; 佐々木 祐二; 勝田 正一*
Analytical Sciences, 37(11), p.1603 - 1609, 2021/11
被引用回数:7 パーセンタイル:52.9(Chemistry, Analytical)ジグリコールアミドを使った多段抽出法による希土類元素の化学的挙動を調査した。破過曲線の測定結果から、金属抽出限界は分配比と利用した金属濃度に依存することが分かった。15段の多段抽出を行い、抽出曲線,逆抽出曲線と分離曲線を得た。これらの結果から、ジグリコールアミドの一種である(TDDGA)を使って、99% Smを回収する条件で1%のみNd共存する条件を得て、相互分離できることを確認した。
松谷 貴史*; 佐々木 祐二; 勝田 正一*
no journal, ,
ランタノイド(Ln)の化学的性質が酷似しているため、Ln間の相互分離は困難である。したがって、相互分離技術の開発は重要な課題である。本研究では抽出剤にtetradecyl-diglycolamide(TDDGA)を用いたバッチ式の多段抽出法の利用を試みた。ここで用いる多段抽出法はクロマトグラフィー分離用の評価が可能であり、それらを用いて、Ln相互間の抽出・分離性について基礎検討を行った。
野水 大輝; 佐々木 祐二; 金子 政志; 松宮 正彦*; 勝田 正一*
no journal, ,
放射化学研究グループでは、溶媒抽出による希土類元素の相互分離を行っている。ここでは溶媒抽出法が2相からなることに着目し、重希土をよく抽出するDGAと軽希土に選択性を持つDOODAの2種の配位子を組み合わせて両相に添加し、Ln間で高い相互分離比を得ることを試みた。すなわち、TODGA(有機相)とDOODA(C2)(水相), DOODA(C8)(有機相)とTEDGA(水相)の抽出系を使って、Ln間の分配比を比較した。その結果を元に多段抽出を行い、軽希土あるいは重希土間の相互分離を行う。