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浅井 晋一郎*; 岡崎 竜二*; 寺崎 一郎*; 安井 幸夫*; 小林 航*; 中尾 朗子*; 小林 賢介*; 熊井 玲児*; 中尾 裕則*; 村上 洋一*; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 82(11), p.114606_1 - 114606_6, 2013/11
被引用回数:6 パーセンタイル:43.38(Physics, Multidisciplinary)LaCo RhOについて中性子および放射光X線回折実験を行い、Coイオンのスピン状態と結晶構造との関連を調べた。10KにおけるLaCoRhOでは、Co(Rh)O八面体のCo(Rh)-O間距離は理論値と一致し、格子体積は温度低下によって減少した。また、この格子体積の減少に伴って高スピン状態の比率は減少した。これらの結果から、Coイオンのスピン状態は高スピン状態と低スピン状態が混在したものであり、高スピン状態は、Rhイオンの置換によって生じたピン止め効果に加え熱励起によって発現することがわかった。