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口頭

PHITSを用いた口腔内金属周囲の放射線増加シミュレーションとその生物学的効果の比較

長野 拓也*; 松谷 悠佑; 戒田 篤志*; 野島 瞳*; 吉村 亮一*; 三浦 雅彦*

no journal, , 

口腔内腫瘍に対し歯科材料の金属と腫瘍を一緒に照射するケースがある。これまでに、物理計算や線量測定手法により金属周辺の線量増加は確認されてきたが、その生物学的効果は不明となっている。本研究では、歯科材料として用いられる金ならびに原子量が同等な鉛を用いて、治療用X線を腫瘍細胞に照射し、金属周辺で発生する生物効果を解明することを目標とした。細胞実験の結果、1%生存率に対する鉛板2mm, 3mmの増感効果比はそれぞれ1.41, 1.27であり、金板2mmの増感効果比は1.44であった。一方、PHITSによる計算では、金属板の有無による線量増加比は約1.11と増感効果比に関する実測値と同等であった。今後、様々な金属厚に対するDNA損傷応答について実験し、PHITSによる予測を組み合わせた複合的アプローチにより、増感効果のメカニズム解明をより一層進める予定である。

口頭

PHITSを用いた口腔内金属を有する頭部四面体ファントムに対する放射線シミュレーション

長野 拓也*; 松谷 悠佑; 戒田 篤志*; 野島 瞳*; 古田 琢哉; 佐藤 薫; 吉村 亮一*; 三浦 雅彦*

no journal, , 

頭頸部放射線治療において金属冠などの歯科補綴物が照射野内に存在する。我々は先行研究において、in vitro解析により、金属冠周囲の放射線生物効果の増感効果比(SER)を評価してきた。しかし、実臨床における複雑体系中で実際にどの程度のSERが見込まれるかは明らかでない。そこで、金属冠を有する頭部ファントムに対して治療計画を模擬し、現実的な患者体系での金属冠周囲の線量分布をシミュレーションにより評価した。PHITSを用いたシミュレーションの結果は、in vitroで得られたSERに近い値であった。放射線治療期間中に金属冠周囲に局所的な粘膜炎が生じることは知られるが、本成果により、金属周辺組織における炎症発生メカニズムの正確な理解が期待できる。

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