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相澤 康介; 佐々木 孔英; 近澤 佳隆; 福家 賢*; 神保 昇*
Nuclear Technology, 204(1), p.74 - 82, 2018/10
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)ナトリウム冷却高速炉において、不透明なナトリウム中の検査技術開発が重要である。本稿では、原子炉容器内の障害物を検知するために開発されたナトリウム中可視化装置のもんじゅにおける実証試験の結果を示す。もんじゅでは、原子炉容器内部において超音波センサに正対する位置に反射板を設置している。もんじゅのナトリウム中可視化装置は、障害物の有無による信号強度の変化により、炉心出口上端と炉心上部機構下端の間の障害物を検知する。実証試験では、様々な条件下での基準となる反射信号を蓄積し、SN比が目標値以上確保できることを確認した。また、障害物の有無により、反射信号が明確に異なることを実験的に明らかにし、本ナトリウム中可視化装置は障害物検知に有用であることを示した。
相澤 康介; 富樫 義則; 佐々木 孔英; 近澤 佳隆; 福家 賢*; 神保 昇*
Proceedings of 2015 International Congress on Advances in Nuclear Power Plants (ICAPP 2015) (CD-ROM), p.808 - 816, 2015/05
ナトリウム冷却炉の安全の観点で、不透明なナトリウム中を検査する技術は重要な課題である。もんじゅの原子炉において、障害物を検出するためのナトリウム中可視化装置の開発が実施されてきた。本装置は、もんじゅの炉心に対して、超音波センサーと反射板を対角に設置する。ナトリウム中可視化装置は、炉心出口頂部と炉心上部機構下部の間にある障害物をエコー信号の強度差により検出する。本報告は、出力運転前に実施したもんじゅにおけるナトリウム中可視化装置の性能試験について記述する。試験において、様々な条件下での基本のエコー信号を蓄積し、必要なSN比を満足することを確認した。また、障害物の有無によるエコー信号が大幅に変化することを確認した。これらの実験結果は、開発したナトリウム中可視化装置が炉心出口頂部と炉心上部機構下部の間にある障害物について検出可能な性能を有することを示す。
Rouault, J.*; Abonneau, E.*; Settimo, D.*; Hamy, J.-M.*; 早船 浩樹; Gefflot, R.*; Benard, R.-P.*; Mandement, O.*; Chauveau, T.*; Lambert, G.*; et al.
Proceedings of 2015 International Congress on Advances in Nuclear Power Plants (ICAPP 2015) (CD-ROM), p.824 - 831, 2015/05
ASTRIDプロジェクトは2012年に予備概念設計を終えた。このフェイズでは、革新的なオプションの評価を実施することであった。現在、2015年まで実施する概念設計の第2フェイズにあり、概念設計全体の取り纏めと、安全オプションレポートの作成を2015年末に実施する。2014年には、日本及びVELAN社が新たなパートナーとして参画し、設計及び研究開発に係る協力関係を樹立した。ASTRIDプロジェクトの次の主なマイルストンは、堅実で一貫性のある概念設計ファイルを2015年末にリリースすることとなる。
松本 浩一*; 福家 賢*
PNC TJ9164 98-013, 74 Pages, 1998/03
「常陽」ではMK-III炉心への移行のため、炉心第3列の制御棒駆動機構を炉心第5列に移設することが計画されており、脱荷された制御棒駆動機構の代わりにダミープラグが装荷される。ダミープラグに要求される主たる機能は、カバーガスバウンダリの形成、放射線の遮へい、及び直下の炉心構成要素の集合体出口温度の測定であり、本検討では既設の照射試験装置、制御棒駆動機構上部案内管等の炉上部機器仕様を参考に構造概念を構築し、基本仕様を策定した。この基本仕様における機器構造健全性、放射線遮へい性能を確認するため、構造強度、流力振動、放射線遮へいに関する評価を行うとともに、狭隘な「常陽」炉上部での装荷・脱荷方法についても検討した。構造強度設計では、第3種管を準用して構造評価を行い、十分に基準を満足し、余裕のある設計となっている結果が得られた。また、流力振動に対する健全性評価を行い、案内管先端部の細い部分についても同期振動領域の回避ができること、また、案内管自体の応力振幅も設計疲労限の1/10以下であり十分に余裕を有する構造であるという結果が得られた。遮へい設計については、原子炉停止後1時間後の評価を行い、回転プラグ上部ピット室での線量は許容線量率の20Sv/hを十分に下回る結果が得られた。取扱性については、想定される炉上部機器配置に基づき隣接機器との干渉検討を行ない、装荷・脱荷時の機器配置条件を明らかにした。
福家 賢*; 長井 敏*
PNC TJ9164 98-003, 67 Pages, 1998/03
「常陽」炉内の供用期間中検査に関する技術開発の一環として、炉心支持構造物の検査装置の概念を詳細化するため、以下の検討を行った。・「常陽」の炉内検査として要求される可能性がある炉内構造物の部位を、軽水炉、海外炉を参考に摘出した。・摘出した部位に、超音波UT、ファイバースコープ、変位測定技術、炉内画像化技術等の検査技術を適用する場合の問題点を摘出し、最も可能性の高い検査手法を用いた検査装置概念を検討した。・炉心支持構造物のフランジ部については、電子スキャン法による超音波UT技術を選定したが、その検査原理の確認のため水中試験を行い、燃料ラックと勘合するフランジ部の欠陥については、欠陥が検出できる可能性のあることを示した。
西村 新*; 岡野 邦彦*; 池辺 靖*; 大場 恭子; 笠田 竜太*; 坂本 隆一*; 澤 直樹*; 石井 康友*; 柏木 美恵子*; 竹永 秀信*; et al.
no journal, ,
核融合炉の実現を目指し、核融合原型炉の設計に関わる研究、開発などの項目を検討するために核融炉原型炉開発のための技術基盤構築の中核的役割を担うチームが設置される中、核融合科学技術委員会の下に原型炉開発戦力タスクフォースが設置された。このタスクフォースで議論された原型炉に向けたAction Planについて発表する。