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原賀 智子; 大内 和希; 佐藤 義行; 星野 仁*; 田中 玲*; 藤原 隆司*; 黒川 秀樹*; 渋川 雅美*; 石森 健一郎; 亀尾 裕; et al.
Analytica Chimica Acta, 1032, p.188 - 196, 2018/11
被引用回数:12 パーセンタイル:45.99(Chemistry, Analytical)放射性試料中のアクチノイドイオンを安全、迅速、高感度に分析するため、蛍光プローブを用いたキャピラリー電気泳動法による分析法を開発した。本研究では、化学ライブラリーを用いて、アクチノイドイオンの検出に必要となる蛍光プローブを選択し、大環状および非環状の多座配位骨格を有するプローブ群を整備した。アクチノイドのうち、ウラニルイオンに対して、4座の配位骨格を有する蛍光プローブを用いることにより、従来のキャピラリー電気泳動法の検出限界(ppmレベル)を大幅に改善し、pptレベルの検出限界を達成するとともに、実際の放射性廃液試料の分析に適用できることも示した。
石鳥 隆司*; 向坊 隆一*; 米田 吉之*; 井上 晃次*; 横田 淑生*; 藤原 昭和*; 佐藤 勲雄*
PNC TN941 82-117, 950 Pages, 1982/05
高速実験炉「常陽」の回転プラグの内部及び表面の温度を測定し,軸方向及び同一平面内での時間変化をグラフにプロットし,各運転サイクルにおける温度分布について検討を行い,以下の事項が明らかになった。回転プラグ全体の温度分布は炉心上部機構が高く,小回転プラグ,大回転プラグの順に低くなる傾向があり,原子炉起動後一週間程でほぼ定常状態に達する。回転プラグの内部・表面の温度とも数日あるいはそれ以上のサイクルで周期的に変化する傾向が見られず,50MW出力上昇から75MW第6サイクルまでの運転サイクルで著しいナトリウムペーパの局所的付着によると推定される温度変化は見いだされない。
原賀 智子; 大内 和希; 佐藤 義行; 星野 仁*; 田中 玲*; 藤原 隆司*; 黒川 秀樹*; 渋川 雅美*; 石森 健一郎; 亀尾 裕; et al.
no journal, ,
放射性試料中のアクチノイドイオンを高感度に分析するため、蛍光プローブを用いたキャピラリー電気泳動法による分析法を開発した。本研究では、化学ライブラリーを用いて、アクチノイドイオンの高感度検出に必要となる大環状および非環状の多座配位骨格を有する蛍光プローブ群を整備した。ウラニルイオンに対しては、4座の配位骨格を有する蛍光プローブを用いることにより、従来のキャピラリー電気泳動法の検出限界(ppmレベル)を大幅に改善し、pptレベルの検出限界を達成するとともに、実際の放射性廃液試料の分析に適用できることを示した。