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FBR燃料サイクルユニット; FBRサイクル統括ユニット
JAEA-Research 2006-043, 26 Pages, 2006/06
日本原子力研究開発機構と電気事業者は、電力中央研究所,メーカ各社の協力を得て、1999年7月から安全性の確保を大前提として、軽水炉サイクル及びその他の基幹電源と比肩する経済性を達成し得る高速増殖炉サイクルの実用化像を構築するとともに、将来の主要なエネルギー供給源とするための技術体系を確立することを目的とした「高速増殖炉サイクルの実用化戦略調査研究」を実施している。フェーズII研究(20012005年度)では、フェーズI研究(19992000年度)で抽出した再処理技術(先進湿式法,酸化物電解法,金属電解法)及び燃料製造技術(簡素化ペレット法,振動充填法,射出鋳造法,被覆粒子法)を組合せた燃料サイクルシステムの各候補概念について、成立性にかかわる要素試験研究や解析を実施するとともに、それらの成果を踏まえたシステムの設計検討を行い、炉システムとも整合し各概念が有する能力を最大限に引き出すことが可能な燃料サイクルシステム概念を構築した。また、各燃料サイクルシステムの技術体系整備に向けた技術課題を摘出したうえ、2015年頃までの研究開発計画をとりまとめた。