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一安 謙治; 上田 重貴*; 伊藤 尚久*; 中舘 史行*; 山越 千鶴*
JAEA-Research 2006-041, 71 Pages, 2006/06
幌延深地層研究計画における開発規模は、環境影響評価法及び北海道環境影響評価条例の対象となる規模より小さいが、近年の社会情勢を考慮して、調査研究や研究所設置に伴う環境への影響を最小限にすることを目的とし、自主的に環境モニタリング調査を実施した。騒音・振動については、重点調査地区周辺の4地点、水質については、重点調査地区内を流れる清水川の上流部と下流部の2地点、魚類については、重点調査地区内を流れる清水川にて調査を行った。また、植物群落調査については、重点調査地区内の2地点に方形区(コドラート)を設定し、ブラウン-ブランケの手法(Blaun-Blanquet,1964)に準じた調査を行った。さらに、平成15年度調査において環境保全措置として移植を行ったハイドジョウツナギの移植先での生育状況を調査した。なお、調査箇所・方法については、過年度調査(平成1516年度)と同様とした。以上の調査により、工事着手後の環境への影響及び実施した環境保全措置の経過を確認した結果、現時点での工事による影響は認められず、環境への影響を最小限にするための措置が十分に行われていると判断された。今後もモニタリングについては継続して実施し、影響が確認された場合には影響を回避・低減するために迅速かつ適切な措置を講ずる必要がある。