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Lanaro, F.; 中間 茂雄; 佐藤 稔紀
no journal, ,
土岐花崗岩の一軸圧縮強度と圧裂引張強度の深度方向の変化と、原位置で測定された初期応力との関係を示し、最大主応力と鉛直応力の差が大きいほど、供試体の損傷が大きく、強度が低下していることを示した。
中間 茂雄; 瀬野 康弘; 佐藤 稔紀
no journal, ,
瑞浪超深地層研究所は、地質環境評価のための体系的な調査・解析・評価技術基盤の整備並びに深地層における工学技術基盤の整備を目的とした研究施設である。将来的には、深度1,000m程度まで2本の立坑を掘削し、水平坑道を展開する計画である。2007年6月末現在2本の立坑のうち、主立坑(直径6.5m)は深度200.2m,換気立坑(直径4.5m)は深度196.2mまで到達している。本報では、深度100mにおいて2本の立坑間に掘削した水平坑道(以下、100m予備ステージ)にて行った初期応力測定について報告する。
真田 祐幸; 山口 真基*; 藤井 義明*; 福田 和寛*; 松井 裕哉
no journal, ,
現在、日本原子力研究開発機構は、高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する研究開発の一環として、北海道幌延町で幌延深地層研究計画と呼ぶ地下研究施設(掘削深度500m)の建設を伴う研究プロジェクトを進めている。研究所設置地区及びその周辺の岩盤は地表から約500mまでの範囲で珪藻を起源とした新第三紀の堆積軟岩であり、上位層は珪藻質泥岩の声問層、下位層は珪質泥岩の稚内層で構成されていることがわかっている。堆積軟岩は等方圧縮により降伏する可能性があるため、本プロジェクトで対象とする幌延珪質岩が、等方圧の応力環境下で降伏しえるかを確認するため等方圧縮試験を実施したところ、珪藻質泥岩は等方圧で降伏し、この降伏の原因を、透水係数,有効空隙率,電子顕微鏡写真における降伏前後の変化から、空隙破壊によるものと判断した。
及川 寧己*; 相馬 宣和*; 山口 勉*; 中間 茂雄; 山田 淳夫*
no journal, ,
AE(Acoustic Emission)/DRA(Deformation Rate Analysis)法は、ボーリングによって採取した定方位岩芯試料から切り出した試験片を使って繰返し一軸載荷試験を行い、試料の載荷軸方向の原位置の初期応力を評価する計測法である。現場から得られた岩芯試料を用いた応力計測については、応力情報の記憶メカニズム,測定精度に及ぼす環境条件の影響,岩芯採取から試験までの経過時間の影響を明らかにすることなどの課題があるものの、ほかの初期応力計測手法や地質学的に予想される初期応力状況と矛盾しない結果が報告されている。筆者らは、AE/DRA法を適用した場合の経過時間の影響について詳しく調べるために地下1000m程度から採取された、花崗岩の定方位岩芯試料を対象にAE/DRA法を適用した初期応力計測を採取後の経過時間を変えて複数回、約1年後まで行った。ここでは既報に続いて時間の経過に伴うDRA計測データの変化について報告する。