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口頭

第一原理電子状態計算ソフトOpenMXのGPUによる高速化とmodified-DNAへの応用

川井 弘之*; 関川 卓也; 尾崎 泰助*; 古家 真之介*; 大野 義章*

no journal, , 

第一原理電子状態計算ソフトウェアOpenMXは密度汎関数理論に基づく計算コードであり、主に物質の最安定構造や電子状態を求める際に利用される。本研究では、OpenMXを、通常は画像処理に使われるGPU (Graphics Processing Unit)を用いて、計算を高速化する手法開発を試みた。DNAにおけるベンチマーク計算の結果、同数のCPUを用いた計算時間との比較で約の2分の1にまで短縮する高速化に成功した。そこで、これまでOpenMXを用いて調べてきたmodified-DNA(塩基対を構成する原子の一部を遷移金属や有機分子で置換したDNA)について、本研究で開発した手法を適用し、高速化の程度を検証した。得られたmodified-DNAの電子状態など、詳細は当日発表する。

口頭

励起子絶縁体候補物質Ta$$_2$$NiSe$$_5$$のTi, Zr, Hf置換によるキャリアドープ効果

土田 駿*; 広瀬 雄介*; 関川 卓也; 大野 義章*; 摂待 力生*

no journal, , 

励起子絶縁体は、結晶中で電子と正孔が結合し、それらが集団的に振る舞うことで結晶全体が絶縁体化する性質を有し、新規物性として注目され始めた。本研究では、励起子絶縁体の候補物質の一つであるが合成自体が困難で物性解明が進んでいないTa$$_2$$NiSe$$_5$$に着目し、まずキャリアドープを目的とした元素置換試料(Ta1-xMx)$$_{2}$$NiSe$$_{5}$$ (M=Ti, Zr, Hf)の育成に成功した。M=Ti, Zr, Hfにおいては置換によって低温での電気抵抗が母物質より5、6桁ほど電気抵抗が小さくなる。さらにチタンをタンタルと置換した場合(M=Ti)において、組成比xが0.06未満の試料の電気抵抗率は半導体的であるがx=0.06以上では高温相の電気抵抗率が金属的に振る舞うことを明らかにした。本研究で示した相転移は、励起子絶縁体を実現するための新たな知見となりうる。

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