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論文

流体流動電位法を用いた瑞浪超深地層研究所周辺の地下水流動モニタリング

松岡 稔幸; 仙波 毅; 石垣 孝一; 杉本 芳博*; 田上 正義*; 成田 憲文*

日本応用地質学会平成18年度研究発表会講演論文集, p.331 - 334, 2006/11

日本原子力研究開発機構では、地層処分研究開発の基盤となる「深地層の科学的研究」の一環として、岐阜県瑞浪市において建設工事を進めている瑞浪超深地層研究所の用地内とその周辺において、花崗岩中の地下水流動を規制すると考えられる断層や割れ目(帯)などを把握するための調査技術の開発を行っている。この一環で、地下施設の建設に伴い地下水流動に影響を及ぼす地質構造を直接に抽出することができる物理探査技術の開発を目的に、研究所用地内で掘削中の2つの立坑(主立坑:内径6.5m,換気立坑:内径4.5m)からの排水に伴う周辺地下水の移動による流動電位の発生を利用した流体流動電位法による地下水流動のモニタリング調査を試みた。その結果、排水に伴って流動する大局的な地下水の流動を規制する断層を抽出するとともに、それを境にして地下水の流動が異なっている様子を推定することができた。

論文

多変量解析を利用した断層分布区間の判定

鐙 顕正; 天野 健治

日本応用地質学会平成18年度研究発表会講演論文集, p.263 - 266, 2006/11

地下構造物の建設工事をはじめとする多くの応用地質学的調査においては、地下水の流動を規制し、かつ岩盤の力学的安定性に大きく影響する可能性のある破砕部や変質部を伴う断層区間を正確に把握することが地質技術者に求められる。しかしながら、ボーリング調査など情報が限られた条件下での断層分布区間の認定は容易ではなく、特に主要せん断面から離れた領域におけるその影響区間の判定は、得られたデータの質・量のみならず、地質技術者の知識や経験差などに大きく左右される。本研究では、これらの課題解決を目的に、既存ボーリング孔における岩芯観察結果と物理検層値を変量とした多変量解析を導入し、断層分布区間を客観的に判定することを試みた。

論文

堆積岩の層序区分・対比における多変量データ解析の導入

菊地 輝行; 天野 健治

日本応用地質学会平成18年度研究発表会講演論文集, p.521 - 524, 2006/11

地下構造物の建設工事においては、立地地点やその周辺における地下の地質分布の予測が安全な設計・施工を行ううえで特に重要な意味を有する。例えば、堆積岩を対象とした調査では、大量の湧水を伴う層準の位置やその連続性をボーリングデータなど離散的で限られた情報に基づいて推定する必要がある。一般に層序区分・対比は、岩相の分布状況や特定の鍵層の識別に基づいて実施されるものの、定性的な判断に依存しているため絶対的な根拠に乏しく、また精密な解釈を行うためには、地球化学データなど別の観点からの追加情報が必要となる。そこで本研究では、層序を反映すると考えられる指標として、調査現場で簡易に測定可能な帯磁率と一般的な物理検層によって得られる各種物性値を新たに取得し、多変量データとして、客観的な層序区分・対比の解析を試みたので、その評価事例について報告する。

論文

空間的制約条件下における深層ボーリング調査計画の最適化

江口 孝夫; 天野 健治

日本応用地質学会平成18年度研究発表会講演論文集, p.175 - 178, 2006/11

地下を対象とした応用地質学的研究においては、対象とする岩盤が不均質に分布するといった自然条件に起因する問題のほか、利用可能な調査範囲やコスト,時間などに空間的・社会的な制約条件を抱えることが少なくない。このような条件下での調査計画立案に際しては、通常、目標や優先度などに基づいた調査レイアウトや調査項目が立案されるものの、調査計画案選定の際に客観的な地質情報の分析や意思決定システムによらない場合、調査計画の客観性が保てなくなり、最善案を選択できない可能性がある。本発表では、実際の深層ボーリング調査を例として、調査実施前の地質情報の不確実性を定量的に評価するとともに、空間的制約条件下のもとで立案された複数の調査レイアウトについて、AHPなどの数理モデルを用いて客観的に比較を試みたので、その評価事例について示す。

論文

孔壁画像の画像処理による岩相区分効率の改善

天野 健治

日本応用地質学会平成18年度研究発表会講演論文集, p.525 - 526, 2006/11

ボーリング調査の一環として実施される岩芯の地質観察のうち、岩相は対象とする地盤・岩盤の基盤的な性状を示す情報として欠くことのできないデータの一つである。しかしながら、岩相が極端に不均質である場合や細かいスケールで変化する場合には、岩相区分の作業効率に大きな負担が生じるほか、統一的な区分基準がない場合、観察者の技術的能力や主観的な判断に応じてデータの精度が異なるといった問題があった。そこで本検討では、ボアホールTVで撮影された孔壁画像の低ノイズ性と高い解像度に着目し、画像処理技術を適用した岩相区分を試みた。その結果、画像処理で区分される岩相と肉眼観察から区分される岩相とは、精度の良い一致を示していることが明らかとなった。これにより、岩芯観察時における岩相区分の作業効率や誤認率を大幅に改善できる可能性があるほか、岩芯のない条件下においても、孔内の岩相が比較的簡便に推定できるものと期待される。

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