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田中 利幸; 馬場 治; 塩沢 周策; 大久保 実; 飛岡 利明
The 3rd JSME/ASME Joint Int. Conf. on Nuclear Enginering (ICONE), Vol. 2, 0, p.745 - 750, 1995/00
高温ガス炉は、1000C程度の高温の熱を供給でき、高い熱効率の達成のみならず、水素製造などの熱利用により電力以外の他のエネルギ生産分野への活用を図ることが可能で、地球環境保護及びエネルギ供給の多様化の観点から極めて重要である。また高温ヘリウム雰囲気の広いスペースを利用した高温工学に関する先端的基礎研究についても照射研究の高度化に貢献するものと期待される。このため、高温ガス炉の研究開発や高温環境を利用した試験研究が行える研究施設として、熱出力30MW、原子炉冷却材出口温度950Cの高温工学試験研究炉(HTTR)の建設を、1991年3月から進めており、1998年6月臨界をめざしている。計画の経緯、HTTR計画の特徴、計画の現状、そしてHTTRを利用する試験計画の展望について述べる。
荒井 長利; 河村 洋
JAERI-M 84-151, 39 Pages, 1984/09
西独における高温ガス炉開発の目標は、高温ガス炉による「発電」と「核熱プロセス利用」の商用化にある。政府及び産業界の双方がこの目標を支持し、年間約9億マルク(約800億円)を出資して開発に当っている。開発の短期目標は、建設中の発電用原型炉THTRの完成と順調な運転で、1985年秋の運開が見込れている。中期目標は、発電用実証炉の建設であって、現在、HTR-500、MRS(モジュール炉)等の概念設計が提唱されて、幅広く検討が行われている。これらの選択と建設の決定が、現在の西独高温ガス炉界における最大の課題となっている。長期目標は、「核熱プロセス利用」の商用化であり、このための研究開発が、現在、大規模に進行中である。本報は、主として1983年末までの状況を中心に、西独における高温ガス炉開発の概念を報告するものである。