検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 5 件中 1件目~5件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

第4世代原子炉の開発動向,1; 全体概要

佐賀山 豊; 安藤 将人

日本原子力学会誌ATOMO$$Sigma$$, 60(3), p.162 - 167, 2018/03

第4世代原子力システム国際フォーラム(GIF)では、安全・信頼性,経済性,持続可能性,核拡散抵抗性などに優れた次世代の原子炉システム(第4世代原子炉)として、ナトリウム冷却高速炉,鉛冷却高速炉,ガス冷却高速炉,溶融塩炉,超臨界圧水冷却炉,超高温ガス炉の6つの革新的原子炉システムが選定され国際的な研究開発が進められている。一部のシステムについては既に実証段階にあり、GIFの目標である2030年代以降の実用化が視野に入りつつある。

報告書

溶融塩高速炉の検討

久保田 健一; 江沼 康弘; 田中 良彦; 此村 守; 一宮 正和

JNC TN9400 2000-066, 52 Pages, 2000/06

JNC-TN9400-2000-066.pdf:1.82MB

平成11年度より2年間の予定で高速増殖炉サイクルの実用化に向けた調査研究として、「実用化戦略調査研究フェーズI」を実施している。本報告書は、このフェーズIの中間段階、すなわち平成11年度の研究成果をまとめたもので、実用化戦略調査研究において対象としたFBRプラントシステムのうち溶融塩高速炉について技術的成立性及び経済性等の観点から検討を加えたものである。平成11年度は、その他概念の高速炉として流動燃料炉全般を対象として検討に着手し、現時点での知見に基づき軽水炉との燃料サイクルの整合が取れるU-Puサイクルが可能な唯一の高速増殖炉体系として、塩化物溶融塩炉を選定した。次に、溶融塩炉の抱える技術的・経済的な様々な課題を摘出・評価したうえで、塩化物溶融塩炉としての諸特徴を具備した溶融塩燃料組成及びプラント概念を暫定構築し、溶融塩以外の冷却材を使用するプラントと比較評価するため、限られた技術情報を前提として技術的及び経済的成立性について評価し以下の結果を得た。(1)塩化物溶融塩炉は固有の安全性を有し、再処理費や燃料費の著しい合理化効果が期待できる。(2)燃料インベントリと炉心冷却能力はNa冷却炉より劣るため、原子炉及び冷却系機器の物量がNa冷却炉より増加する。(3)溶融塩との共存性のある経済的な構造材料開発の見通しが不明である。以上の結果より、現状では次の検討ステップへの移行は時期尚早と考えられる状況であるとの結論に至った。

論文

原子力開発における化学への期待

向坊 隆*; 荒殿 保幸

日本原子力学会誌, 31(7), p.802 - 804, 1989/07

本稿は、第1回原子力先端研究国際シンポジウムでの向坊原子力委員長代理の特別講演をまとめたものである。向坊原子力委員長代理は講演の中で、原子力における化学の分野として、(1)基礎研究(2)放射化学や分析化学及び放射線化学等を利用する応用研究そして(3)原子炉技術関連化学の三分野に分類したうえで、原子力関連化学の特徴として、放射線に帰因する非平衡論的現象を扱うことと広く他分野が関連する点をあげ、今後このような点を念頭において研究を進めることの必要性を指摘した。また、原子力分野で化学の可能性を追求してきたプロジェクトとして、化学法ウラン濃縮、トリウム燃料サイクル、溶融炉等の研究をあげ、今後の発展への期待を述べた。最後に核燃料サイクルの中でのダウンストリーム関連研究の一層の必要性と、その中での化学の役割の重要性を指摘するとともに、原子力開発を進めていくうえでの国際協力の重要性を強調した。

口頭

TRU燃焼のための溶融塩加速器駆動システムの核設計

菅原 隆徳

no journal, , 

我が国では約47トンの分離プルトニウムが存在し、更に2021年から六ヶ所再処理工場が稼働し、新たなプルトニウムが分離される予定である。一方で、もんじゅの廃炉が決定し、高速炉でのプルトニウム利用は極めて不透明な状況にある。本研究では、これらのプルトニウムを削減するためのシステムとして、加速器駆動型の溶融塩炉に着目し、核設計を行った。MARDS (Molten salt Accelerator Driven System)と名付けられた概念について核設計を行った結果、鉛塩化物を用いるとした場合、40年間の運転を想定すると、陽子ビーム電流値は約6.7$$sim$$7.2mA、プルトニウム核変換量は100$$sim$$120kg/yとなった。加速器出力は5.3$$sim$$5.8MWとなり、円形加速器を採用することが可能である。プルトニウム削減量は40年で4.4トンとなり、47トンのプルトニウムを核変換するためには11基必要となる。

口頭

PWRからの使用済みMOX燃料を対象とした溶融塩加速器駆動システムの核設計

菅原 隆徳; 伴 康俊; 津幡 靖宏

no journal, , 

我が国ではもんじゅの廃炉が決定し、高速炉でのプルトニウム利用は極めて不透明な状況にある。一方で、一部の軽水炉ではプルサーマルとして既にプルトニウムが利用されているが、この使用済みMOX燃料の扱いについては具体的な議論がされていない。本研究では、この使用済みMOX燃料に着目し、加速器駆動型の溶融塩炉により核変換し、減容化できる可能性について検討した。既往研究のMARDS (Molten salt Accelerator Driven System)概念をベースに、SELECTプロセスにより分離された燃料組成を用いて核設計を行った結果、40年間の運転を想定すると、陽子ビーム電流値は約7.0$$sim$$7.7mA、プルトニウム核変換量は約120kg/yとなった。加速器出力は5.6$$sim$$6.2MWとなり、円形加速器を採用することが可能である。この核設計により、MAを新たに生み出すことなく、一年間で約120kgのプルトニウムを核変換することが可能である。

5 件中 1件目~5件目を表示
  • 1