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安達 武雄
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 55(3), p.802 - 808, 1982/00
被引用回数:13 パーセンタイル:66.08(Chemistry, Multidisciplinary)フッ化水素酸-ホウ酸系の陽イオン交換法により、フッ化物錯体を生成する金属イオンの新しい分離法を開発した。フッ化水素酸にホウ酸を加えることにより解離フッ素イオン濃度を約1/100に低減化できる。この低減化によって、金属-フッ化物錯体を分離に好都合な化学種にコントロールできる。またホウフッ酸はフッ素イオン濃度に関する緩衝作用を持っているので、溶液中のフッ素イオン濃度は低いにもかかわらず、金属イオン濃度の増加によって分配係数は変らない。18元素の陽イオン交換樹脂に対する分配係数をHF溶液とHF-HBO溶液中で求めた。HF-HBO溶液を用いることにより、Zr,Ti,Al,Uのような金属イオンを分離することができる。
安達 武雄
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 55, p.1824 - 1830, 1982/00
被引用回数:8 パーセンタイル:54.23(Chemistry, Multidisciplinary)フッ化水素酸-ホウ酸溶液系を用いるhard acid-metalsの陰イオン交換分離法を開発した。フッ化水素酸にホウ酸を加えることにより解離フッ素イオン濃度を1/100程度に低減化でき、また、この溶液に存在するBF、BFOHなどは陰イオン交換樹脂に強く吸着することを見いだした。フッ素イオン濃度の低減化による低次金属-フッ素錯体の生成と、BF,BFOHあるいは他の陰イオンの吸着力を利用してhard acid-metals、例えば、Ti,Zr,Nb,Taの相互分離を行った。この系では、解離フッ素イオン濃度は低いにもかかわらず、金属イオン濃度の増加によっても分配係数は変らない特徴を持つ。