1998年度

The 5th Low Level Counting Conf.using Liquid Scintillation Analysis


26515
Determination of environmental Pu-241 using liquid scintillation counting techniques
天野光・渡辺美紀*
The 5th Low Level Counting Conf. using Liquid Scintillation Analysis, p.86-91(1996);(JAERI-J 15540)

 最近報告されているLSCを用いたα-β線分別法は,バックグラウンド計数を減少させるため,分析目標値を低減する方法として有用である.本研究ではβ線放出核種であるPu-241及び植物や動物体内での残留時間が長く毒性の高いPuのα線放射体及びAm-241を取り上げ,液体シンチレーションカウンターを用いて従来の測定法に代わる簡便で精度の高い測定法の開発及び改良を行った.そのために測定液量の異なる二種の液体シンチレーションカウンターの測定精度の比較,従来の測定手法とα-β線分別法における測定の比較を行い,それぞれの装置及び測定法の特性を明らかにし,プルトニウム同位体測定に最適な条件を調べた.また,得られた手法と併せて放射化学的な方法で汚染土壌中の放射性核種を定量し,深度分布等を調べた.


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