1998年度

セラミックス


26804
X線異常分散を利用した薄膜セラミックスの構造研究
水木純一郎
セラミックス 33(8), p.620-624(1998);(JAERI-J 15774)

 放射光X線を利用したセラミックス材料に関する研究例を紹介する.特に放射光の特長の1つである連続エネルギー光の性質を生かして,X線異常分散を使った研究方法及び高誘電体薄膜への応用例を示す.1つは,Ta2O5,他の1つは,SrTiO3薄膜で,いずれも,DRAMの容量膜として期待されている物質である.これらの局所構造と,誘電特性との関係を議論し,放射光の材料研究への有効性を示す.


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