1998年度

Proc.of SPECTRUM 98


26940
A Study on aerosol particle behaviors in dismantling nuclear facilities
島田太郎・立花光夫・柳原敏
Proc. of SPECTRUM '98, p.227-232(1998);(JAERI-J 15890)

 原子力施設の解体時に,機器・構造物を切断することにより発生する放射性エアロゾル粒子は,作業員の内部被ばくや汚染拡大の原因となる.そこで,エアロゾル粒子を作業環境から効率的に排除することを目標に,作業環境中におけるエアロゾル粒子の飛散挙動を汎用熱流動解析コードFLOW3Dを用いて3次元で解析した.その結果,エアロゾル粒子の飛散挙動は,機械的切断では作業環境内の吸排気による流れに支配されるのに対し,熱的では熱供給によって生成される上昇流に支配されることを確認した.


[ page top ]
JAEA > JAEA図書館 > JOPSS > 学会誌等掲載論文[バックナンバー] >  累積情報(1998年度) > 当ページ
Copyright(C), Japan Atomic Energy Agency (JAEA)