1998年度
電気学会平成10年度東京支部連合研究会原子力研究会論文集
26952
ここまで来た核融合プラズマの制御技術;エネルギー発生装置としての期待
栗原研一・福田武司・三浦友史・川俣陽一・JT-60制御グループ
電気学会平成10年度東京支部連合研究会原子力研究会論文集, p.13-18(1998);(JAERI-J 15902)
- トカマクプラズマの制御技術は,実験と理論の両面でプラズマの理解が進むにつれ,新たな知見が組み込まれ進歩蓄積されてきた.これまでの研究開発の結果,かなりの部分の実時間制御が可能となり,残る課題についても鋭意研究が進んでいるという状況である.このようにプラズマ制御技術は高性能プラズマ生成に挑戦する際の実験上必須の道具となっている.そこで本稿では,エネルギー発生装置を目指したトカマク型核融合装置についての研究開発において,現時点でのプラズマ制御に関する技術レベルの到達点と今後の課題をJT-60を例に整理することでプラズマ制御技術の今を概観する.
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