1998年度

Materials for Advanced Power Engineering 1998


261050
Distributed database system for mutual usage of material information(Data-Free-Way)
辻宏和・横山憲夫・藤田充苗*・加納茂機*・舘義昭*・志村和樹*・中島律子*・岩田修一*
Materials for Advanced Power Engineering 1998, p.1739-1745(1998);(JAERI-J 15970)

 金材技研,原研及び動燃は,平成2年度から6年度までの共同研究で,機関間を越えて原子力材料情報を相互作用できる分散型材料データベース(データフリーウェイ)の基本システムを構築した.このシステムをさらに発展させるため,新たにJSTを加えた4機関で利用技術の開発を柱とした共同研究を平成7年度から11年度までの5年間の計画で開始した.初期のシステムでは特定回線を確保してデータの相互利用を行っていたが,この共同研究では,最近の急速なインターネツトの普及と高速電送回線の整備に対応してシステムの充実を図った.データフリーウェイに収録されている耐熱合金の高温強度関連のデータを用いて,合金間のクリープ強度の比較やホウ素含有量のクリープ強度に及ぼす影響の整理を行い,データベースの有用性を示した.


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