2000年度

Cryogenics


280361
An Evaluation of the inlet flow reduction for a cable conduit conductor by rapid heating
杉本誠・礒野高明・小泉徳潔・西島元*・松井邦浩・布谷嘉彦・高橋良和・辻博史
Cryogenics 39(11), p.939-945(1999) ; (JAERI-J 17351)

 これまで強制冷凍導体(ケーブル・イン・コンジット導体)の交流損失に伴う発熱により引起こされる流量低下現象の研究を行ってきた.本論文では,より急速に加熱が行われる場合に引起こされる流量低下現象を取り扱う.急速加熱の場合の流量低下現象は,「流体法」と呼ばれるクエンチ検出技術に応用され,実用化されている.しかし,これまでこれらの定量的研究は全くなされていなかった.本論文では,急速加熱による流量低下現象の定量的研究のため,まずサンプルにより実験的に流量低下を測定した.次にこれらの評価を行うため「実効加熱時間」を定義・導入し,その評価法を考案した.


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