2000年度

電気学会技術報告


280685
核融合理工学技術の進展と展望, 1.2; ここまできた核融合プラズマの制御技術
核融合炉理工学技術調査専門委員会
電気学会技術報告「核融合開発とその先端技術−進展と未来展望」(769), p.8-13(2000) ; (JAERI-J 17643)

 トカマクプラズマの制御技術は,実験と理論の両面でプラズマの理解が進むにつれ,新たな知見が組み込まれ進歩蓄積されてきた.これまでの研究開発の結果,かなりの部分の実時間制御が可能となり,残る課題についても鋭意研究が進んでいるという状況である.このようにプラズマ制御技術は高性能プラズマ生成に挑戦する際の実験上必須の道具となっている.そこで本稿では,エネルギー発生装置を目指したトカマク型核融合装置についての研究開発において,現時点でのプラズマ制御に関する技術レベルの到達点と今後の課題をJT-60を例に整理することでプラズマ制御技術の今を概観する.


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