2000年度

平成12年度電気学会原子力研究資料


280829
ECH用大電力ジャイロトロンの開発
今井剛 ; 坂本慶司 ; 春日井敦 ; 恒岡まさき ; 高橋幸司 ; 庄山裕章* ; 池田幸治 ; 池田佳隆 ; 梶原健* ; 藤井常幸 ; 林健一* ; 假家強* ; 満仲義加*
平成12年度電気学会原子力研究資料(NE-00-4), p.19-24(2000) ; (JAERI-J 17766)

 原研が,ITER及びJT-60U用に開発しているミリ波(100-200GHz帯)の大電力,長パルス,高効率ジャイロトロンの開発成果について報告する.人工ダイヤモンド窓により,大電力,長パルスが可能となり,また,エネルギー回収により,高効率が可能となった.これらの技術を最適化して,170GHz,1MWで50%の発振を達成し,また,長パルスでは,110GHzで,1MW,3秒,170GHzでは,約500kWで8秒の出力を得ている.


280828
ITER中心ソレノイド・モデル・コイルの実験
辻博史 ; ITER中心ソレノイド・モデル・コイル実験チーム
平成12年度電気学会原子力研究資料(NE-00-2), p.7-12(2000) ; (JAERI-J 17765)

 ITERの中心ソレノイド・コイルの工学設計の妥当性を確認するために,超伝導モデル・コイルを製作し,その実験を行った.その結果,13T,640MJ,46kAの定格作動条件へ0.6T/Sの速度(開発目標の1.5倍)にて励磁することに成功した.この結果により,ITER中心ソレノイド・コイルの工学設計の妥当性を実証するとともに,蓄積エネルギーにて世界最大の超伝導パルス・コイルが実現した.


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