2002年度

Radiation Protection Dosimetry


301063
Measurement of neutron dose with an organic liquid scintillator coupled with a spectrum weight function
Kim, E.* ; 遠藤章 ; 山口恭弘 ; 吉澤道夫 ; 中村尚司* ; 潮見大志*
Radiation Protection Dosimetry 102(1), p.31-40(2002) ; (JAERI-J 19500)

 大強度高エネルギー陽子加速器を利用した基礎科学研究や原子力開発が,今後幅広く展開されようとしている.このような加速器施設では,数100MeVまでの連続スペクトルを持つ中性子に対する線量評価が重要である.本報告では数MeV〜100MeV中性子用モニタの開発を目的として,中性子スペクトロメータ用有機液体シンチレータ(液体シンチ)を数MeV〜100MeV中性子モニタ検出器として利用するために,液体シンチのスペクトル荷重関数を求め,線量が既知の種々の中性子場で液体シンチの波高分布を測定して,波高分布とG関数を用いて線量評価を行った.そして,G関数による線量と中性子場の線量との比較により,G関数による線量評価の信頼性を確認したので,これについて報告する.


[ page top ]
JAEA > JAEA図書館 > JOPSS > 学会誌等掲載論文[バックナンバー] >  累積情報(2002年度) > 当ページ
Copyright(C), Japan Atomic Energy Agency (JAEA)