2002年度

熱物性


301071
Experimental investigation on the effect of superplastic deformation on the specific heat of a zirconia-based ceramic
Wan, C.* ; 柴田大受 ; 馬場信一 ; 石原正博 ; 星屋泰二 ; 本橋嘉信*
熱物性 16(2), p.58-63(2002) ; (JAERI-J 19508)

 超塑性変形が3Y-TZP(3モル%イットリアを含む正方晶ジルコニア多結晶体)の比熱に与える影響を実験的に調べた.まず,超塑性変形によるキャビティー含有量の異なる試験片を制作し,超塑性変形させた試験片の比熱をDSC法により制作した.比熱を測定した温度範囲は473Kから1273Kである.なお,キャビティーの含有量は,最大3.4%である.比熱測定の結果,温度の増加とともに3Y-TZPの比熱の上昇が観測された.また,超塑性変形は3Y-TZPセラミック材料の比熱にほとんど影響を与えないことが明らかとなった.


[ page top ]
JAEA > JAEA図書館 > JOPSS > 学会誌等掲載論文[バックナンバー] >  累積情報(2002年度) > 当ページ
Copyright(C), Japan Atomic Energy Agency (JAEA)