2002年度

Materials Research Society Symposium Proceedings


300695
Sorption behavior of radium and actinium on soils
坂本義昭 ; 武部愼一 ; 小川弘道 ; 村岡進 ; 石井友彰* ; 稲川聡* ; 軍司康義*
Materials Research Society Symposium Proceeding, Vol.663, p.1207-1214(2001) ; (JAERI-J 19190)

 ウラン廃棄物処分の安全評価では,ウランのみならずその娘核種による被ばくの寄与が大きいと言われている.これらの核種による被ばくを支配するのは,土壌中における移行挙動であるが,その評価に必要な分配係数について我が国での測定値はほとんどない.そこで,本研究は,ウラン娘核種のうち重要なRa-226及びAc-227の核種の土壌に対する分配係数を測定した.その結果,Ra-226の分配係数は土壌の陽イオン交換容量(CEC)に比例することが明らかとなった.また,Ac-227の分配係数は土壌の種類やpHにより異なることを示した.


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