2002年度
JSME International Journal, Series B
301156
Simulation of two-phase flows and numerical evaluation of interfacial area
渡辺正 ; 海老原健一
JSME International Journal, Series B 45(3), p.600-606(2002) ; (JAERI-J 19580)
- 上昇気泡のシミュレーションを格子ボルツマン法により行い,合体分裂時の気泡界面積の変化を数値的に測定した.単一気泡については上昇速度が実験相関式によるものと一致することがわかった.また,気泡形状の振動と界面積の増減が対応することを確認した.二つの気泡を上下に配置すると,下の気泡の上昇速度が大きく上の気泡に追いつくことにより合体することが示された.合体時には界面積は減少し,その後,合体気泡の変形により増加することがわかった.また,合体後に分裂を起こすケースでは,分裂時に界面積は大きく増加し,その後減少することが明らかとなった.
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